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太古の時代の巨人族の伝説について Part 14

 三つめは、これは現代でも、時々聞くような話になるかもしれないのですが、当時の地球には、目に見えないような霊的な存在達ばかりでなく、天の彼方から空飛ぶ乗り物に乗ってやってきて、いろいろと当時の人々を導いていた存在達が、かなりたくさんいたようなので、はっきり言うと、その前後の時代のユダヤ教は、現代人から見ると、本当に、この宇宙の唯一の最高神を信仰している宗教なのか、それとも、何か得体のしれない宇宙人を信仰している宗教なのか、多少、よくわからなくなってしまったようなところがあったようです。

 それで、そうした宇宙人の中には、地球人の感覚からすると、ちょっと訳がわからなくなるような宗教的な教義を、後にキリスト教やイスラム教が発祥する母体となるようなユダヤ教の中に、様々な意図で、たくさんすりこもうとしていたようなのです。

 四つめは、これは現代人には、もうかなりわかりづらい話になってしまうのですが、当時の中近東で国を失ったユダヤ教の人々は、当時の超大国、エジプトやバビロニアやメディア(現在のイランの辺りを中心にした国です)、それから少し離れて、当時のインドやギリシアなどの非常に膨大な神話や、かなりきっちりした宗教的な教義や、それから巨大で豪華な美しい神殿や、さらには、そうした大帝国の繁栄や、そこに住む大勢の人々の非常に豊かな生活を見ながら、ほぼ奴隷同然のかなり地味な貧しい生活を送っていたはずなので、おそらく、当時のユダヤ教は、一時は、なくなる寸前ぐらいまで追い込まれていたのではないか、と思われます。

 そこで、そうした当時の中近東の宗教に負けないくらいの宗教的な内容の充実を図って、何とか当時のユダヤ教を盛り返そうとしていたのではないか、と思われるのですが、そうすると、どうしても内々は、何とかなるにしても、他の宗教の人々からの批判には、うまく持ちこたえられなくなるようなところがあったはずなので、その結果、「これは他の宗教の人々から批判が多いので、やめておこう。だけど、これは他の宗教の人々も、わりと簡単に納得しやすい話のようなので、もっと強調することにしておこう」などというように、同じユダヤ教といっても、それ以前のユダヤ教とはかなり違った、言ってみれば、バビロニア化された「新ユダヤ教」的な宗教に、かなり本質的に大変化してしまったようなところがあったのではないか、というように思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2017年8月25日 9:03 PM, イスラム教 / キリスト教 / ユダヤ教 / 宇宙文明、古代文明 / 宗教、道徳



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