1、共産主義や社会主義の国々では、よく問題が起きると、誰かをスケープゴートにして、大勢の引き締めを行うことが多かったのだが、実際には、共産主義や社会主義の思想ややり方そのものに大きな問題があったのではないだろうか
まず一つめは、たいてい、どこの共産主義や社会主義の国々でも、経済的、社会的に何か大きな問題が持ち上がると、誰かの責任として、スケープゴート的に批判されて、処罰されると共に、再び、絶対に間違いのない共産主義や社会主義の国家体制の原点に引き戻して、締め直すような体制の引き締めを、大々的に図ろうとすることが多かったようです。
ところが、これは歴史的には、ほぼ完全にはっきりしていることであると思われるのですが、そのような形で、そうした共産主義や社会主義の国々において、誰かをスケープゴートにして、体制の引き締めを行ったとしても、たいてい数年、数十年経つと再び、ほぼ同じような問題や不祥事が起き続けることが多かったようです。
その理由は、先ほどから何度も述べているように、そうした問題が起きる、そもそもの原因が、そうしたスケープゴート的な人物や、多くの人々の気持ちの緩みや怠惰なのではなく、そうした共産主義や社会主義の理論や思想ややり方そのものに大きな問題があったからではないか、というように単純に推測されます。
ですので現在も残っている共産主義や社会主義の国々の中で、なんとか、わりと経済的、社会的に良くなっている国々は、ほぼ一つの例外もなく、みんな、そうした共産主義や社会主義の国々としては、徹底的に敵視していた資本主義や民主主義の国々の制度ややり方を、部分的にうまく国の制度に取り入れた国々ばかりになっているようなところがあるわけです。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
