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宇宙の原初の段階における創造の経緯⑤―無限の繰り返しに近かった、この宇宙の崩壊と再創造の歴史の終焉と、この宇宙全体における「光の新世界」と「闇の旧世界」への一大分離過程としての「アセンション」が、まもなく起きる

 今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。

 

宇宙の原初の段階における創造の経緯⑤―無限の繰り返しに近かった、この宇宙の崩壊と再創造の歴史の終焉と、この宇宙全体における「光の新世界」と「闇の旧世界」への一大分離過程としての「アセンション」が、まもなく起きる

 第五には、そうすると、ここで、非常に不思議な結論に達することになるのですが、要は、これまで述べてきたような宇宙の二大幸福原理や、あるいは、「認識が、即存在である」というような認識的存在論の概念から考えてみる限り、この宇宙においては、常に、次のような二つの矛盾が、ほぼ永遠に発生し続けることになる、ということなのです。

 まず第一の矛盾とは、今まで述べてきたような、この宇宙における二大幸福原理が存在する限り、この宇宙というのは、いくら何度、創造されたとしても、常に、その過程においては、今述べたような光の生命群と闇の生命群の二つの生命群というか、二つの魂群に分かれて、熾烈(しれつ)な大戦争を繰り広げることになるのですが、その最終的な結果としては、残念ながら、たいてい、光の勢力の側ではなく、闇の勢力の側が勝つことになるのですが、そのようにして、最終的に闇の勢力の側が、この宇宙の統治者になることに成功した場合には、先ほど述べたような理由により、その後、ほぼ確実に、この宇宙全体のクラッシュが起きて、宇宙全体のブラックホール化、つまり、すべての宇宙の時空間の大縮小によって、この宇宙全体が、完全に崩壊してしまい、再び、この宇宙が始まる以前の元のカオスの状態に逆戻りしてしまうことになりがちであった、ということです。

 それから、第二の矛盾とは、それにも関わらず、そうしたカオスの状態に逆戻りした段階の宇宙においては、再び、まるで、この宇宙が始まる以前に定められた掟や法則でもあるかのごとく、ほとんど無意識の状態のガスや煤のような存在になってしまった、この宇宙の元々の創造主のような存在が、再び、ゼロから、この宇宙を創り直すためのプロセスに入ることになるのですが、ところが、そうした、この宇宙の創造主の努力や試みというのは、ほぼ最初から、その結果が決まっていて、やがて、彼が創造した、宇宙の最終段階において現われることになる、この宇宙における最強最悪の悪魔との死闘によって、その後、そのすべての創造という創造や、あるいは、そのすべての努力という努力が、まるで、ことごとく裏目に出るがごとく悪用されることによって、彼の創造した宇宙は、再び、大崩壊することになることが、ほぼ最初の段階から決定されることになってしまっていた、ということなのです。

 このような二つの矛盾の結果、この宇宙においては、実際、現在の宇宙が創造されるまでの過程において、本当に、万や億を超えて、兆や京というよりも、本当にゼロが、数千もつくような天文学的な回数、この宇宙の創造主は、この宇宙の創造と崩壊のプロセスを、ひたすら、えんえんと繰り返し続けることになっていたのですが、実は、こうした宇宙の矛盾が発生することになった、その根本的な理由というのが、現代の地球にあるのであって、それが、前から何度も述べているような、闇の勢力による大々的なタイムジャックによる大規模な時空崩壊、並びに、それによって生成された、現在、地球人が認識しているような、この地球の「時間」という概念の創造の結果であった、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年6月22日 9:05 PM, アセンション・シリーズ 4



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