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そろそろ学校の勉強がバカらしくなってきた人のために―――短期間でテストの点数や成績をアップするための秘訣について Part 6

②人間の脳の特性によれば、少しの量を嫌々、コツコツやるよりも、自分の大好きなことをたくさんいっぺんに楽しくやる方が、ずっと記憶に定着しやすい

 それというのは、たいていの人は、実社会に出ると、「とにかく仕事のやり方は早く全部、いっぺんに覚えてもらわないと困る」というような扱いをされることが非常に多いということと、それから多くの人々が言葉を覚える際には、細かい意味なんてよく分からなくても、とにかく毎日大量に四六時中聞いたり、話し続けたりすることによって、いつの間にか何となく覚えてしまったというのと、基本的にこうした暗記法というのは全く同じ記憶の原理を使うためであるのです。

 つまり人間の記憶の回路というのは、「一度見ても使わなければ、すぐに忘れる」、とか、あるいは、「嫌なこと、難しいと感じたことは、できるだけ早く忘れる」、とか、「すでに自分が知っているものと似ているものは、わりと簡単に覚えてしまう」、とか、「たくさん見たり、聞いたり、やったりしたことは、どうしてもよく覚えてしまう」、というような性質になっているので、そうした脳の特性を活かすと、「別にちょっとやそっと忘れてもいいから、何度も何度もこまめに見直してチェックし続ける」、とか、「自分が嫌とか、難しいと感じない程度に気軽にこまめに、まるで趣味のような感覚で暗記し続ける」、とか、「ほんの少しずつではなくて、できるだけ似たようなものはいっぺんにまとめて、たくさん覚えるようにする」、とか、「少しずつではなくて、もういっぺんにたくさん見たり、聞いたり、やったりするようにして、いつの間にか自然に慣れ親しむように、すぐに使えるような形で覚えてゆく」、というような方法にしておく方がより簡単に楽しくたくさん覚えることができるということなのです。

 

③暗記は、嫌々仕方なくやらされるような状況は効率が下がるので極力避けると共に、できるだけ自分のペースで自分が最も楽しいと思えるような最も効果的な方法で、できれば前もって先に終わらせておくのが一番よい

 ところが、よく学校だとこうした暗記ものとなると、もう反射的に、「お前は覚えてない」、とか、「全然、暗記できていないね」、とか、「また、たくさん嫌なことをやらされる」、というようなものすごく嫌な感覚にさせられることが非常に多いのですが、私は、こうした暗記の際に大切なのは、とにもかくにもそうした「できない」、「難しい」、「面倒くさい」、「無理やり、やらされる」みたいなマイナスの感覚をできるだけ持たずに、その反対に常に「簡単」、「楽しい」、「面白い」、「自分はできる」、「自分から進んで、どんどん先に行ってしまおう」というような非常に気軽なプラスの感覚で、そうした学習に取り組むことなのではないかと考えています。

 ですから家であれば、毎日、誰の評価も受けずに自分のペースで、「今日は、これだけ出来た」、とか、「今日出来ていないのはこれだから、これは明日やろう」、などというようにある程度、自分のペースで好きなように出来るのですが、これが学校だとそうも行かないので、現在のような学校制度の学校に通う際には、もう単純にこうした暗記物は、先に済ませられるものは、できるだけ自分のペースで先に済ませておくことがとても大切になってくるのではないかということなのです。

 このように特に暗記というか、記憶に関しては、「またできなかった」、「また忘れた」、「自分は全然ダメだ」、というような減点法で考えるのではなく、常に「できた」、「また覚えられた」、「自分は優秀だ」というような加点法で考えてゆくことがとても大切になってきます。

 ですから、もし親が子供を見る時には、時々勉強の様子を聞いてあげて、何か素晴らしいことがあったら、その場でそのよく出来た点をしっかり褒めてあげることが重要になってくるし、また残念ながら自分の親があまり教育熱心でなく、そうした勉強に関する褒め言葉なんて全然聞いたこともないというような家庭にいる人の場合には、仕方がないので、そうした暗記や勉強がうまく行った時には、まるで独り言のように、「素晴らしい」、とか、「また覚えられた」、とか、「こんなにいっぱい勉強できて、自分はすごい」、などというように言葉にはっきりと出して自分自身を褒めて、自分の自信をしっかり養うと共に自分のモチベーション・アップを図ることがとても重要になってくるということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年6月22日 6:01 PM, コラム / 教育



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