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創造主の苦悩―この宇宙の最初の創造における三つの悪魔のパラドックス

 今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。

 

創造主の苦悩―この宇宙の最初の創造における三つの悪魔のパラドックス

 そうすると、ここで、この宇宙の最初の創造にまつわる、この宇宙の存在そのものを根底から揺るがしかねないような悪魔のパラドックスが成立することになるのですが、それは、一体、何なのかというと、この宇宙の創造主が、この宇宙を創造した最初の段階から、次のような三つの矛盾というか、三つの悪魔と、常に真っ向から全面対立し、戦い、そして、勝利することができなければ、いつまで経っても、現在のような宇宙は、絶対に成立し得なくなってしまう、ということです。

 その第一の矛盾は、まず、この宇宙の創造主が、いくら、どんなに大天才であったとしても、最初は、試行錯誤を繰り返しながらでしか、この宇宙の創造は、できなかったはずなのですが、それにも関わらず、まるで、そうした創造主の意図や方法というものを、あらかじめ、すべてことごとく知り尽くしたかのような最強最悪の悪魔と、この宇宙の創造主は、この宇宙の最初の創造の時点から、常に大全面戦争を繰り広げなくてはならなくなってしまった、ということです。

 第二の矛盾は、この宇宙の創造主の意図や方法とは、基本的に、何もかも正反対の考え方や手段を行う、ほとんど「反存在」(「反創造主」と言っても、よいですが)のような、たくさんの連中の中で、この宇宙の創造主は、いかなる妨害や困難があろうとも、常に、彼らとは、全く正反対の意思表示と行動をとり続けなくてはならなくなってしまった、ということです。

 それから、第三の矛盾は、これは、解決することが、非常に困難を極めた問題だったのですが、この宇宙の創造主が、たとえ自らの光を分けて、現在の人間や生き物達の魂の元となったような、たくさんの光の分身(創造主の生命エネルギーを、直接、分けて創った、現在の生命の元になったような、たくさんの生命存在達)というか、光の子というものを創り出したとしても、こうした最強最悪の悪魔の手によって、そうした光の子というのは、本当に赤子の手をひねるがごとく、次々と簡単に彼らの奴隷や家畜に変えられてしまうことになってしまったので、その結果、実際問題として、この宇宙の創造主の立場としては、光の宇宙の創造どころか、何か創造すればするほど、あるいは、何か行動すればするほど、光の宇宙が創られるのではなく、実際には、暗闇の宇宙が、どんどんと無限に広がってゆく、というような、ほとんど絶対絶命の暗闇と混乱の負のスパイラルというか、無限の悪魔のループの中に、ほぼ半永久的、と言ってもよいくらいの本当に膨大な期間の間、閉じ込められたまま、一切、出てこれなくなってしまうような大変な状況に、その身を置かなくてはならなくなってしまった、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年6月5日 9:06 PM, アセンション・シリーズ 4



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