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トランプ前大統領の政治について Part 3

2、キリスト教圏の「言葉の力」と、多くの人々の上に立つ政治家の役割について

 二つめは、これはアメリカ特有のキリスト教的な宗教観の影響も、かなりあると思うのですが、昔からアメリカでは、政治の世界のみならず、マスコミやエンターテイメントの世界での「言葉の力」の影響力が、非常に大きいところがあったように思うのですが、現在は、さらにインターネットの発達によって、以前の時代とはかなり違って、多くの人々が、特に有名人の発言に関しては、まるで自分自身の人生を大きく左右する重大な出来事であるかのように、かなり敏感に、また時には、かなり感情的に反応するような時代に大きく変わってきているようなところがあります。

 トランプ氏は、それまでのビジネスやエンターテイメントの世界での経験を生かして、こうしたインターネットの特性をうまく活用するような形で、大統領までのし上がってきたようなところがあるのですが、ところが特にトランプ氏の場合には、かなり簡単に要約して説明すると、はっきり言うと、法律や世間の倫理律のようなものを、完全に破るか破らないかのギリギリのようなところで、いろいろ問題のある言動をしながら世間の注目を浴びて、非常に大きな成功をつかんできたようなところがあるわけです。

 そうすると、ここで問題なのは、そうした非常に問題はありそうなのだけれども、多くの人々の心をつかんで成功してきた人物の場合、そうした人気によって、マスメディアやエンターテイメントの世界では、たくさんの数字やお金を産み出すビッグスターになれたかもしれないし、またホテルやカジノといったビジネスの世界でも、多くの敵を作ったり、たくさんのパッシングを受けたとしても、かなりやり手の辣腕経営者として、成功できたかもしれないのですが、それが政治の世界に入ると、はっきり言って、日々の政治の動向というのは、多くの人々の仕事や生活に非常に密接に関係してくるものであるために、簡単に言うと、その政治家が味方であると思っているような人々にも、また敵であると思っているような人々にも、さらには、そのどちらでもないような人々にも、単なる個人の自由好き勝手ではなく、どの人々にも平等、公平に、できるだけ優れた行政サービスをしないといけなくなるような、本当に多くの人々の代表として、多くの人々のために熱意をもって働く公的な立場として、人格的にも能力的にも、できるだけ最高に優れた存在とならなくてはならないようなところがあるのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2021年1月20日 9:21 PM, おすすめ記事 / キリスト教 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 私の霊的な仕事について / 経済



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