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人間の知性の働きについて Part 5

 それから九つめは、これは、それほど多く聞くような話ではないと思うのですが、先ほどのような感じで、単純に何らかの物事を知っているとか、ちょっと思いついたというような感じではなく、もう少し身近な感じでそうした物事に接したことがあったり、あるいは自分自身の体験として、非常に深く実感としてよくわかっているような場合には、これは少し体験的なニュアンスが非常に強くなってくるのですが、そうしたことを「自分には、こんな体験がある」とか、あるいは「非常によく知っている」とか、「深く理解している」とか、「深い洞察がある」というような表現をすることが多いように思われます。

 ですから、この場合は、単に知っているとか、思いついたというような軽い感じではなく、はっきり言って、私達の人間社会では、結構重い深い感じの物事の理解の仕方になってくるのですが、そのような形で何らかの物事を非常に身近に知っているとか、あるいは何らかの体験として、非常に深い形で理解しているような場合には、そうした物事について「(何らかの)体験がある」とか、「非常によく知っている」とか、「深く理解している」とか、「非常に深く洞察している」などと表現しているのではないか、ということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2016年6月7日 9:03 PM, 知恵、正しさ



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