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仕事の心得 Part 6

21、霊的には、仕事とは、その人が、何らかの専門的な知識や技術を生かして、他の人々や生き物のために行う奉仕活動であると共に、そうした奉仕活動を通して、自分自身を高め、霊性を磨くための大切な修行の場でもある。ゆえに霊的な価値観の基づき、より良い社会のために、より良き奉仕活動を行うと共に、より自分を高め、向上させてゆくための努力を不断に積み重ねてゆくことが、とても重要である。

 

22、仕事でとても難しいのは、理想や愛の行為と言っても、実際には、ライバル企業との競争や、社内での出世競争のような多少厳しい競争関係の中に置かれることである。そうした競争の際には、自分、及び自分の企業は、顧客から、いったい何を求められており、それをどれだけ満たしているのか、自分、及び自分の企業は、他の人々や他の企業と比べると、いったいどのような強みと弱みを持っていて、どうすれば、自分の強みを最大にして、弱みを最小にしてゆけるのか、それから、そうした他の人々や、他の企業の人々と接する時には、自分や自分の企業の人々と同じように、相手も同じ人間として敬意を払い、理解と愛情を持って接しないといけない部分と、厳しいビジネス・ルールの下で、フェアに競争し、切磋琢磨しなくてはならない部分があることを、しっかり理解して付き合うことと、さらには、できれば、多くの人々や企業が、あまりにも狭い似たような分野で、不毛な競争をせずに、それぞれの人や企業が、最も顧客から必要とされるような最も価値を産み、最も生産性が高く、また最も満足し、最も幸福を感じられるような仕事の仕方をし続けてゆけるようにしてゆくことが、とても大切である。

 

23、人間には、男女の違いや年齢の違い、才能や向き不向きの違いや、経験や能力の違い、また、それぞれの人間の置かれた状況の違いがあるので、決して、何でもかんでも一律に同じ基準で考えるようなことはせずに、それぞれの人が、最もやりがいを感じて、最も満足し、また、最も無理せずに、できるだけ末永く心身のバランスを保ちながら、幸福に仕事し続けられるような仕事環境を整えてゆくことが、とても大切である。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年8月22日 9:05 PM, 成功論、繁栄論



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