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トランプ・ショックについて Part 10

 三つめは、これはおそらく、現在のアメリカ政権としては、最もてこずっている内容になるのでしょうが、いわゆるテロや、テロに関係する中東などの一部の地域での紛争に関わるような問題になります。

 これまでのアメリカ合衆国の政治的な判断としては、現在のアメリカとして、かなり関係が深い中近東の国々や一部のアジアの地域において、いかにして、軍事的なリスクを減らしつつ、そうした地域の安定性を高めるか、ということが課題になっているように思われるのですが、ここ数十年のアメリカの軍事的な活動を見ていると、特に軍事的なことに関しては、いったん戦端を開いてしまうと、少し政権が変わったぐらいでは、戦力を多少増減させたり、戦闘のあり方を変えることはできても、急に全面撤退するようなことは、なかなかできづらいところがあるようなのです(軍事的なバランスが急激に崩れると、とんでもない紛争や内戦状態になることもあるので・・・)。

 ですから、おそらく、これは今後、アメリカ軍の指導者の人々や、一緒に軍事活動している国々の指導者の人々と、いろいろと話し合いを進めながら、少しずつ変更してゆくしかないように思われるのですが、現在のところ、そう短期間のうちには、オバマ大統領の前政権と、それほど大きな違いを打ち出すような軍事活動はしづらいような状況になるのではないか、と思われます。

 ただし、トランプ氏は、ロシアのプーチン大統領に対して、極めて好意的であると何度も言っているので、長期的には、だんだんロシアと友好的な方向に向かってゆくのではないかと思われます。

※日本にいると、中国や韓国や台湾は、すごく身近に感じるのですが、ロシアは国境は接しているのに、精神的には、何となくすごく遠い国のような感覚になりがちなので、そうすると遠からず、日本とロシアの関係も、これまでの感じとはかなり違って、現在以上にだんだん友好的なものに変わってゆく可能性が高いように思われます。日本と隣国の韓国や中国や台湾との間にも領土問題は多少ありますが、外交関係や経済関係は、それほど大きな問題にはなっていないので、長期的には、日本とロシアの関係もそうした関係になってゆくのではないか、と思われます。実は、霊的にも日本とロシアは、まるですぐ近くのような、また遥かに遠い国のような変な感じになっていたようなので、現在、少しずつ調整している最中になります。

 それから四つめは、これは、ちょっと意外なことになるかもしれないのですが、現在、霊的なアセンションの進行の経緯によっては、おそらく、ここ数年ぐらいの間に、多くの人々の間の格差や人種間のいざこざのようなものは、ある段階から、急激により良い方向に変わってゆくかもしれないということです(ただし、そうした問題が完全に解消されるような状況になることはないですが・・・)。

 ですから選挙戦の間は、そうした経済格差や人種間のいざこざの問題が非常に表面化して、結構大変な状況になるように思われたかもしれないのですが、逆に今から数年ぐらいのうちには、こうした経済格差や人種間のいざこざのようなものは、不思議なことに、だんだん穏やかな形で、そうした問題が少なくなってゆくかもしれないということは言えるようです。

 

 以上、先月、多くの人々の予想とはかなり違った形で、ヒラリー氏ではなく、トランプ氏が、アメリカの次期大統領に決まった辺りから、何となく地球全体の波動が、かなりざわついた感じになってしまったようなので、このブログでも、この世的には、そんなに数多く読まれているわけではないのですが、霊的にはそれなりに影響が大きいようなので、アメリカの次期新大統領のトランプ氏の話題について触れることにしました。

 結構長い文章になりましたが、手短かに簡単に言うと、「これまでの大統領選の経緯と違って、意外と、まともだから大丈夫」とか、「時々、いろいろ言ってしまったり、やってしまったりするかもしれないけど、本当は、そんなに悪い人じゃないし、結構しっかりしてる人だから、大丈夫ですよ」というような意図になります。

 

Cecye(セスィエ)

2016年12月21日 9:05 PM, コラム / 政治 / 社会、文化



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