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コラム もし強度のうつ症状や自殺衝動を感じるような場合には、学業や仕事や生活面すべてのかなり思い切った見直しをした方が賢明である Part 3

 そこで、これは、ある意味で、とても残念な指摘になるのですが、私は、もし、そうした形で、うまく問題の解決ができない場合には、そこで死んでしまえば、現在までの自分の人生や家族や友人や社会との関係や、そうしたものの中で一つ一つ積み重ねてきたものが、一挙にゼロになってしまうので、それよりかは、いったん自分の人生のあり方や、家族や友人や社会との関係をゼロ・ベースで見直してみて、再度、全く新しい自分の人生のあり方や、家族や友人や社会との関係を模索し直した方がよいのではないか、と思います。

 つまり、そうした体験をすると、ある程度わかるようなのですが、世の中には、多くの人々が、あまり知らないような少し裏の世界があって、よく調べてみると、そうした精神病に一時的にかかるような人は、結構、世の中にはたくさんいるし、また、その後、いろいろな経緯で治って、普通の生活を営んでいるような人も、結構たくさんいるとか、世の中には、自分以上にもっと大変な病になって、普通の人とは、全然別の生活をしているような人も時々いるとか、別に学校に行かなくても、その後、普通の人並み、あるいは、普通の人以上の人生を歩んでいるような人は、結構たくさんいるとか、大した学歴はないけれども、何らかの資格を取ったり、技能を身につけて、その後、わりと成功した人生を送っている人なんて、世の中には、いくらでもいるとか、転職して、前の仕事よりも充実した人生を送っているような人も、たくさんいるとか、仕事上の問題やメンタルの問題で、長期休養を余儀なくされたが、その結果、自分の全く別の側面を見つけて、より自分らしい幸せな人生を生きられるようになった人も、大勢いるとか、世の中で「大成功者」と言われるような人であっても、よく調べてみれば、若い時に結構、大変な体験をした人は数多くいるとか、大病をして、失敗した人もいるけれども、同じように大病をして、その後、成功した人も数多くいるとか、仕事では、大成功したように見えたけれども、休みが少なかったために家族問題で散々苦労した人も、たくさんいるとか、自殺して、人生がパッと終わってしまった人もいるけれども、本当に自殺したいくらい苦しんだけれども、その後、何とか乗り切って、その人にしか、わからないような素晴らしい人生を送っているような人も、数多くいるとか、本人も家族も周りの人々も、散々、いろいろ迷ったり、大変な思いをしたけれども、最後は、その人が生きているだけで幸せだということに、やっと気付いた、などというように、少し視点を変えると、世の中というのは、そう簡単に、単純には説明できないくらい非常に複雑で多様な、いろいろな生き方をしている人々が、たくさんいる世界になっているものなのです。

 ですから、これは現在、普通の人生を生きているような人には、あまり関係ないような話になってくると思うのですが、要は、そうした普通の人生の営みの状況とはかなり違って、「非常に精神が落ち込んで、全然、明るい物の見方ができない」とか、「もう自分なんて、消えてなくなってしまえばいい」などと、かなり強く思い込むような、結構、強度のうつ症状や、場合によっては、かなり強い自殺衝動のようなものが出てくるようになった場合には、まずは、自分が最も信頼できるような人々によくよく相談してみることと、それから、もし、それでも、あまり良い形での解決策が見つからないような場合には、かなり思い切った、自分の学業や仕事や家庭上での生き方の大変更を試みた方がよいのではないか、ということです(参考)。

 

Cecye(セスィエ)

2015年3月28日 9:06 PM, Q&A  / コラム / 人生観、世界観 / 健康、医療 / 教育 / 社会、文化



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