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政治家は、その地域の顔であると共に、その地域という総合企業の経営者のような存在であるので、その地域の人々は、選挙の時だけでなく、末永く、その政治家をサポートしてゆくことが、とても大切である Part 2

3、政治家は、多くの人々が従い、ついてゆく先生のような存在なのではなくて、その地域の人々の夢や希望を叶える実行者、あるいは、その地域の人々の利益や幸福を最大限に作り出す「地域」という総合企業の経営者のような存在であるので、その地域の人々は、単に選挙の時に投票するだけでなく、常に、いろいろな面で知恵を出したり、積極的に協力して、その政治家をサポートしてゆくことが、とても大切になってくる

 第三には、現在の日本では、これは、完全に勘違いしているのではないか、というように、私は感じているのですが、とにもかくにも、政治家というのは、先生なのではなくて、その地域の人々の夢や希望を叶える実行者、あるいは、その地域の人々の利益や幸福を最大限に作り出す、言ってみれば、「地域」という総合企業の経営者のような存在である、ということなのです。

 ところが、ここで問題なのは、日本のような完全に受け身の教育を受けてしまうと、多くの人々は、こうした政治家に対して、常にまるで学校の教師のように、一方的に受け身の立場で引いてしまい、単に言われた通りに従い、ついてゆけばよい(あるいは、単に文句を言ったり、反抗したりすればよい)、というような考え方を、ほぼ反射的に持ってしまいがちである、ということなのですが、実際には、今述べたように、その地域で選んだ政治家というのは、言ってみれば、その「地域」という総合企業の経営者に当たるような存在である、ということと、それから、そうして政治家を選んだ、その地域の人々は、そうした総合企業の、単なる従業員や、お客さんや生徒ではなくて、そうした「地域」という総合企業の従業員、兼、役員、兼、株主のような立場に立っている、ということなのです。

 つまり、政治というのは、単にその政治家のみが行うのではなくて、本当は、その政治家を中心に、その地域の多くの人々が、常に常に、いろいろな意見を出し合ったり、あるいは、必要に応じて、資金や行動の面において、いろいろ協力しながら、行ってゆくものである、ということなのです。

 こうした観点において、私は、現在の日本が、もう一歩、民主主義国として、成熟した国家に成長してゆくためには、単に選挙の時だけ、政治家を選べば、それで良し、というような政治観ではなくて、そうした選挙の時以外にも、言ってみれば、そうした政治家というのは、自分達の「地域」という総合企業の経営者に当たるような存在であると考えて、常に、その経営が、本当にうまく行っているかどうか、チェックする、とか、あるいは、何らかの助力が必要ならば、自分のできる範囲で、ある程度、手伝ってゆく、というようなスタンスを、多くの人々がとることが、非常に重要になってくるのではないか、というように考えております。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年6月2日 6:03 PM, 政治



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