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ヘルメスについて Part 16

 五つめは、これは一部の人々は、かなり詳しく知っていると思われるのですが、先ほども述べたようにヘルメスの意識というのは、天界の中でも、わりと代表的な「成功」や「繁栄」を司る霊的な存在であったので、近現代に入って、再び、ヘルメスの意識が、全地球規模で様々な形で活躍できるようになると、そうした霊的なエネルギーを受けて、例えば、あちこちの国々で新しい商売や工業を発展させるようなアイデアを思いつくような人々が出てくるようになったり、また、そうした際に国レベルで大きな改革が必要になった場合には、新たな政治や経済の原理を考えつくような人々が出てくるようになったり、さらにはそうした新たな政治や経済の原理を現実に国レベルで行って、それまでの時代には全く考えられなかったようなレベルの新たな国家の繁栄を実現してゆくような国々が、次々と現れてくるようになってきたということです

 それから六つめは、これも先ほど少し述べましたが、ヘルメスの意識というのは、アプロディーテを初めとするような様々なギリシャの神々同様、人間的な恋愛やセックスの自由を、わりと大らかに肯定してゆくようなところがあったので、特に近代以降、それまでの中世の時代とはかなり大きく違った形で、人間の恋愛やセックスに関するタブーのようなものが、だんだん大きく自由化されていったようなところがあります。

 そして七つめは、これは現在も進行している内容になるのですが、私の文章では「アセンション」と言っていますが、ヘルメスよりも、もっと霊的な側面を重視するマイトレーヤ意識の活躍もあるのですが、要するに近現代の地球人類の物質的な発展とほぼ並行するような形で、スピリチュアリズムの流れを初めとするような旧来の宗教の枠を越えた様々な新たな霊的なムーブメントのようなものを現在、ヘルメスを初めとするキリスト意識が、地球の文明全体に興そうとしています。

 このように霊的に見たヘルメスの意識の働きは非常に広大なところがあったのですが、現在、物質的な側面だけでなく、霊的な面でも全地球規模で新たな愛と知恵と繁栄の原理を作り上げるために、そうしたヘルメス的な繁栄の光が地球全体に降り注いできているようなところがあったのです。

 

 

 追伸

 今回でヘルメスの話はおしまいです。

 何となく先延ばしにし続けていた話だけあって、霊的に封印されていた古代の神々の話もあれば、いろいろな秘密結社の話もあったりして、かなり様々な方面の話になったのですが、みなさんの学びや悦びにつながれば、とても幸いです。

 現在、あちこちで表と裏みたいに分断されていた異次元世界を霊的に解消する作業をしているのですが(実際の作業は、とてもぐちゃぐちゃ、どろどろした世界の収拾作業になるので、とてもではないが、あまりカッコいいと呼べるようなものではありません)、どうも古代の中近東の辺りで(昔の地球の中心地だったので・・・)、闇の勢力の連中がかなり荒っぽいことをたくさんやって、東西の文明の分断のようなことをやったらしいということが、だんだんはっきりわかってきたところです。

 

 今、次の文章の準備をしているのですが、間に合わなかったら、次は来週からになります。

 雨や雪が降ったりして、とても寒いですが、みなさん、お体には気をつけて、楽しい冬をお過ごしください。

 それでは!

 

 

Cecye(セスィエ)

2015年2月5日 9:07 PM, ギリシャ神話 / スピリチュアリズム、霊界 / 宇宙文明、古代文明 / 宗教、道徳



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