今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります（途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます）。
現在の地球には、未来の地球や未来の外宇宙の星々から、たくさんの人々や生き物達が生まれ変わってきている
それゆえ、実は、こうしたアセンションを直前に控えた現代の時代の地球というのは、すでにアセンションを経過した後の未来の時代に生きている数多くの魂達を、大量に引き付ける、非常に不思議な宇宙的な名所、というか、宇宙的な聖地のような扱いを受けているのですが、それは、一体、どのような現象なのか、というと、すでにアセンションを経過した未来の段階における地球や、あるいは、外宇宙の星々での生活において、その人、あるいは、その生命自身としては、非常に至福の幸福な生活をしているのであるけれども、時々、なぜか取り憑かれたかのように、昔の地球での生活を思い出しては、「なぜ、こんな簡単なことができなかったのだろうか」、とか、「どうして、あの時の自分は、あんな愚かな過ちをしてしまったのだろう」、とか、「やっぱり、どう考えてみても、あの時の、あの行為だけは、自分の魂としては、絶対に許せない」、とか、「あの時に、あの助けや導きがなければ、現在の自分達の幸せは、絶対、なかったはずなので、魂としての実力をつけた今こそ、そのミッションをやるべき時だ」、などというように、実は、アセンション後の未来の地球や、あるいは、未来の外宇宙の星々から、わざわざ、現在の地球に、再び生まれ変わることを選んだり、あるいは、そうした現在の地球に関わるような、霊的、あるいは、宇宙的なミッションというものに、再び、情熱的に取り組むような姿というのが、この地球や、この地球周辺の宇宙領域では、非常に数多く、たくさん見られる、ということなのです。
つまり、現在、地球に住んでいる私達地球人にとっては、せいぜい、「もうすぐ、ひょっとしたら、起こるかもしれない、何らかの大変化であるアセンション」、という程度の認識しか持てないのですが、そうしたアセンションを経過した後の未来の地球や、あるいは、未来の外宇宙の星々での、非常に平和な至福の生活を体験している数多くの魂達が、あとあと、いくら時間が経っても、どうしても消えない後悔や憤りであるとか、あるいは、どうしても、やり遂げたかった願いや使命というものを、やがて、何度も何度も、まるで昨日のことのように、リアルに思い出すようになってゆき、そのうち、そうした自分の魂に秘められた深い思いというか、強い潜在的な衝動に駆られるように、彼らにとっては、もうすでに終わったはずの遠い過去の時代に当たるような現代の地球に舞い戻ってきては、再び、地上の世界における人間や、さまざまな生物として生まれ変わってきたり、あるいは、それ以外のさまざまな手段による援助や導きのための宇宙的なミッションに加わるようになってゆくことが、非常に多い、ということなのです。
ですから、一昔前と違って、近年の霊界通信やチャネリングなどの内容においては、よく、「自分は、未来の地球や未来の外宇宙の惑星から、こうしたメッセージを送っている」、とか、「自分は、現在、メッセージを受けている、あなたの他ならぬ未来の姿である」、などというようなメッセージが語られることが非常に多いのですが、それもそのはずで、時空の大混乱している現在の地球文明においては、実は、現在の人間や動植物としての生まれ変わりだけでは、自分の魂としての課題や希望を、ほとんど果たすことができずに、そのまま持ちこされてしまうことが、非常に多い、ということなのです。
その結果、現在のアセンションから、数百年程度経った後の未来の時代において、それぞれの魂として、ある程度、冷静に、過去、自分が置かれていた魂の状況というものを、客観的に理解できるようになると、やっと、その段階において、「あの時に、こうすれば良かった」、とか、「あそこで、自分が、ああしていれば、もっと良い展開もあり得たはずなのに」、などというような具合に、次々と、本当は、過去に自分がやるべきであった行為の具体的な内容や、あるいは、もし、その段階で、自分が、何らかのミッションを果たしていれば、ひょっとしたら変えられたかもしれない過去の時代の別のシナリオの展開というものも、ある程度、冷静に分かるようになってくる、ということなのです。
それゆえ、実は、そうした未来の段階において、初めて、「現代の時代に対して、自分は、どのような影響を与えるべきであったか」、とか、「少しでも良い未来を築くために、現代の時代において、自分は、一体、何をするべきだったか」、ということを明確に定めて、そして、自分自身にしか、絶対にできないような、ごくごく個別の宇宙的なミッションというものに加わることによって、現在の地球文明に対して、さまざまな影響を与えてゆくようなケースが、現在の地球では、実際、非常に多い、ということなのです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2011年6月2日 9:07 PM, アセンション・シリーズ ４
