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2020年12月現在のアセンションの状況について Part 2

2、古代や中世の神中心の宗教観や世界観を持つ人々と、近現代の人間中心の人生観や世界観を持つ人々の間の対立や葛藤について

 二つめは、西洋の「ゴッド」的な神への信仰を持つ非常にたくさんの人々の考え方としては、何でも絶対のただ一つの神が、国の運命でも、個人の運命でも、非常に強い意志と絶対の力によって、一方的に定めて、その通りの世界が、次々に実現してゆく、というような宗教観や世界観を持っていることが、非常に多いように思われます。

 ただ、前にも述べましたが、こうした考え方は、どちらかというと古代や中世の時代に多くの人々が持っていた宗教観や世界観なので、近現代に入ると、そうした天の上の神のような存在ではなく、地上の世界の一人一人の人間が、ある程度自由に、そして責任を持って、いろいろ考えたり、行動したりしながら、それぞれの人の人生や、それぞれの国や世界のあり方を、より良いものにしてゆこう、というような人生観や世界観に、だんだん大きく変わってきたようなところがあるわけです。

 そうすると、少し変わったことが言えるのですが、実は、こうした観点から現在の世界の様子を見ていると、そうした古代や中世の時代の宗教観や世界観を持っているような人々であればあるほど、現在の世界の混乱や世界の終わりを望むようになりがちになっているようなところがあり、また逆に近現代の、どちらかというと、それぞれの人間主体の人生観や世界観を持っているような人々であればあるほど、現在の世界の平和や繁栄を望んでいるように見えるようなところがあるのではないか、ということなのです(これは決して、すべての人々が、そうであると言っているわけではないのですが・・・)。

 それゆえ、こうした観点から見ると現在の世界では、昔の宗教的な人々から見ると、少しパラドックス的な世界の状況になっているようなところがあるようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2020年12月25日 9:03 PM, イスラム教 / キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / ユダヤ教 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 社会、文化 / 科学、テクノロジー / 自然、生命



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