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知ることと人間性の関係について Part 1

 今回から、少し前に述べていた「知恵」に関する文章の続きを載せてゆきたいと思います。

 ここでは、人間が知ること、知性を高めてゆくことと、人間の人間性の向上には、いったい、どのような関係があるのか、ということについて、様々な観点から述べてゆきたいと思います。

※実は、この元の文章は、数年前に書いた文章で、昨年ぐらいに載せようと思っていたのですが、昨年の1月から「霊的、宇宙的に見た人間や生き物の生まれ変わりについて」の話に、すっかり話が流れて行ってしまったので、かなり文章を書き足して(今も書き足していますが・・・。笑)、今回から載せることにしました。

 

1、一般には、知的な人ほど、人間性や能力面で秀でていることが多い

 まず一つめは、これは多くの人々の様子を見ていると、おそらく、ほとんどの人が、一度は感じたことのあることなのではないか、と思われるような内容になるのですが、一般に世の中では、物事を知らず、あまり深く考えたことがないような人であればあるほど、性格が粗雑で怒りっぽく、わりと簡単なことで何度も失敗しやすかったり、また記憶力や理解力の点で多少、会話しづらかったり、付き合いづらかったりすることが多いようです(これは人にもよるのですが・・・)。

 こうした点から考えてみると、より多くのことを学んだり、考えたり、体験したりして、いろいろなことをよく知っているような人の方が、一般には、より穏やかで冷静で寛容な性格となり、かつ仕事や生活の面でも、あまり失敗しづらく、成功しやすいと共に、他の人々への理解力や協調性も高いということが言えるようです。

 それでは、そうした、より多くのことを知っているような人の方が、あらゆる意味で成功しやすいのか、というと、これは現在の学校教育の問題もあるのかもしれませんが、そうした知的な人は、この世的な楽しみや幸福感に多少鈍感なところがあったり、多少、現実を無視した内容を勝手に思い込んでしまいやすいようなところがあったり、また、いつの間にか、そうした知的な性質を悪用されて、訳のわからないことを吹き込まれて騙されたり、マインド・コントロールされてしまうことがあったり、それから自然の中で生活していれば、結構、誰でも自然な形で発達している動物的な直感のようなものが多少退化してしまい、それが原因で、いろいろな事故やトラブルのようなものに巻き込まれてしまいやすいところもあるようなので、そうした点では多少、問題があるところもあるようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2019年4月19日 9:03 PM, おすすめ記事 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 知恵、正しさ



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