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現在起きている「アセンション」の全容について Part 12

※キリスト教における「世の終わり」の意味について Part 1

 あと、これは一部の聖書の研究家の人々が、もうすでに指摘しているようなのですが、イエスが述べた「世の終わり」の内容には、「この世界の終わりが来る」、つまり、現在の地球の歴史が終わり、新しい時代が始まるというような、かなり壮大な意味と、それから当時、イエスらを散々迫害していた「ユダヤの王や司祭の時代が終わる」、つまり、当時のユダヤ属州が、世の終わり的な潰滅状態になることや、さらには当時の超大国、ローマ帝国が滅びるというような大きく二つの意味があったようです。

 聖書の話だけを読むと、イエスは、やられ放題のひ弱なイメージがするかもしれないのですが、当時、イエス自身が弟子達に「あなた方は復讐することを考えなくてもよい。私が復讐する」などと多少意味深な発言をしていたらしいことからもある程度推測できるように、当時のイエスやイエスの弟子達に霊的に直接関係するようなたくさんの魂達は、ほとんど時代を隔てることなく再び地上の世界に戻ってくると(霊的な生まれ変わりの話なので、地上の世界では、若干、時間が前後しているかもしれませんが・・・)、キリスト教の信者達(当時は、まだユダヤ教の中でイエスを信じる一分派のような感じだったようですが・・・)はできるだけ傷つけないように気を配りながら、イエスらを迫害した当時のユダヤの国を滅ぼしたり(おそらく、その時代のユダヤ属州には、カルマの関係で、イエスやイエスの弟子達を迫害した者達が大勢生まれ変わっていたのだと思われます)、ローマ帝国全土をキリスト教化したり、さらにもっと時代が過ぎた頃には、そうしたローマ帝国自体を滅ぼすことにも、かなり大きく関わっていました(当時のローマ軍がエルサレムを攻撃した際には、あらかじめイエスが非常にこと細かく、「そうした際には、こうやって逃げなさい」というような預言を残していたので、当時のイエスを信じていた人々は、ほとんど被害を受けずに助かったようです)。

 当時のイエスは、人を憎まず、愛し、許すことの大切さを説いているのですが(そうしないと死後、天国に還ることが、とても難しくなってしまうので・・・)、ただ、もっと大きな霊的な世界観の中では、放っておくと、どんどんごちゃごちゃになって、誰も出られなくなってしまうような地上の世界のマイナスのカルマの連鎖をほどいて、最終的なパラダイス世界を目指してゆくためには、どうしても多くの人々のマイナスのカルマを減らして、魂のしこりや滞りのようなものが、できるだけ残らないように霊的な混乱状態に完全に終止符を打つような、本当の神の叡智の中での霊的なカルマの清算のようなことも、長い歴史の中では、非常に重要なところがあったのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2018年10月10日 9:03 PM, アセンション全般 / イスラム教 / おすすめ記事 / キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / ユダヤ教 / 予知、予言、未来予測 / 仏教 / 宗教、道徳 / 現在のアセンションの状況



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