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霊と肉体の意識活動について Part 34

 そうした内容をもう少し詳しく述べると、こんな感じなのですが、要するに何かを信じている人や生き物と、信じられている人や生き物の間には、少し変わった霊的あるいは精神的変化が生じてくるのですが、大まかに言うと次のような内容になります。

 まず人間や生き物が、「これは大丈夫、この人や生き物や物は安心」というような精神状態になると、非常に不思議なことにそうした形で信じられている人や生き物や物の存在密度がより強く硬くなってきて、そうした信頼関係ができる以前よりも、それらの存在基盤がより強く硬くなってゆくようなところがあるということです。

 ところが不思議なことに、そのようにして何らかの強い信頼関係が生じたとしても、そうした内容に大きな間違いや矛盾、つまり、本当はそれほど凄くないものを凄いと信じ込みすぎているとか、本当は大して賢くない人を賢いと思い込みすぎているとか、本当はただの石なのに神だと思い込んでいるとか、本当はとんでもない欲張りなのに、間違って優しい人だと信じ込んでいるというような状況の場合には、そうした信じている対象の本当の実態と信じ込んでいる内容の違い、つまり実際の事実と思い込みの違いというか、間違いによって、そうした存在の間に霊的な次元の壁が生じて、言って見れば、なぜか同じ物質世界であるのに、霊的精神的には全く違う世界にいるかのような一種の時空間の崩壊現象のようなものが起きてしまうことがあるのです(もっと簡単に言うと、本物の神仏ではないのに、一見、何となく光や愛や知恵に満ちた存在に見えてしまうことがある偽神仏や、本物の天国ではないのに、一見、光や愛に満ちているように思われる偽光界ができてしまうということです)。

 それゆえ、これは非常に難しい内容を含んでいるのですが、前から何度も述べているように、この宇宙では昔から偽神仏のような者達がかなり暗躍し続けてきたようなところがあるのですが、そうした偽神仏のような者達が、本当は神仏でない存在を、あたかも本当の神仏であるかのように多くの人々に信じ込ませてしまうような状況になると、本当の神仏が創った光の世界とは全く異なる偽物の闇の世界的な原理が、そうした人々の間で次々と現実化していってしまうようなところがあるので、非常に注意が必要なところがあるのです。

 つまり人間や生き物の信仰的なエネルギーというのは、そうした人間や生き物が信じる対象や周りの世界をより硬くがっちりとした感じで、よりリアリティーを強く硬くしてゆくような働きがあるので、そうした点で信じる対象や内容を誤ると非常に危険なところがあるので、非常に注意が必要なところがあるということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2015年12月18日 9:04 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 自然、生命



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