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霊と肉体の意識活動について Part 23

 二つめは、これは誰でもよく知っているような動物が外部から食べ物や飲み物を取り入れたり、あるいは植物が太陽の光を浴びたり、根から栄養を吸収したりするような物理的なエネルギーの補給になるのですが、これはまだ現代人にはよくわかっていないようなのですが、実は、科学的に詳しく調べてみると、時折、どう考えてみても、その人や生き物のエネルギーの消費量と、その人や生き物が体内に取り込んでいる栄養の量がきっちり合っていないようなことが、実際に起きているようなのです(身近な例だと、ものすごく食べているのに痩せている人や、それほど食べていないはずなのに太っている少し不思議な体質の人が世の中にはいますよね)。

 それでは、そうした人や生き物の場合、いったいどのような形で生きてゆくのに必要な栄養を補給しているのかというと、これは不思議な話なのですが、実は元々、この世界は、それほどガチガチに固まった物質の世界とは言えないようなところがあるために、一部の人間や生き物に関しては、そうした人や生き物が物理的に摂取したわけではないにも関わらず、その人や生き物の体の中で、現代の科学としてはかなり不思議な仕組みによって、生きてゆくために必要な様々な栄養やエネルギーのようなものをひとりでに作り出していっているようなところがあるのです。

 ですから、そうした目で見てみると自然界には非常に不思議なところがたくさんあって、例えば、どう考えてみても、ある種類の生き物は外部から一切摂取していないにも関わらず、その生き物の生存に必要な、あるいは自然界の営みに必要な元素を体内で自然に作り出したり、変換したりしているようなことが、自然界では、実際にあちこちで起きているようなところがあるのです。

※例えば、現在、地面の中にたくさん埋もれている石灰岩(きれいなものは大理石とも呼ばれる、セメントの材料になる白っぽい鉱石のことです)は、昔の海にいたたくさんの貝やサンゴのような生き物の死骸が積み重なってできたものなのですが、どう考えてみても、元々海の中にそんなにたくさんの石灰の元があったように思われないので(酸素や炭素はともかくとして、元々、カルシウムはそんなにたくさんなかったのではないでしょうか)、長い年月の間に何らかの自然の営みによって、そうした海の中の様々な生き物達が別の元素をたくさん作り変えたり、新たに作り出したりしてきたのではないでしょうか。

※霊界を含む五次元以上の高次元世界では、たいていの人間や生き物は、先ほど述べたような霊的なエネルギーで活動しているので、原則、地上の世界のようにあまりたくさん食べたり、飲んだりすることはないようです。

 

 続く・・・

 

 追伸

 明日はお休みになります。

 

Cecye(セスィエ)

2015年11月20日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 自然、生命



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