今回から、多少、飛び飛びになるかもしれないのですが、少し前に書いていた「霊的に見た地球の人口増加と生まれ変わりの状況について」の話の続きを載せてゆきたいと思います。
６、地球の人口増加と生まれ変わりの今後の展望について
第六には、それでは、今後の世界において、こうした人口の増加と生まれ変わりに関しては、いったい、どのように考えてゆけばよいのか、というと、だいたい、次のような１２のことが言えます。
①現在の時点では、その国や地域の人々が、最も豊かに幸福に過ごせるような人口調整が行われるのが望ましい
まず第一には、これは、こうした霊的な文書を読んでいる人には、かなり違和感のある話になってしまうかもしれないのですが、前にも述べたように現在の時点では、国や地域の人口の増加に関しては、霊的、あるいは、宗教的な主張はあまり強く持ち出さずに、とにかく、その国や地域の人々が、最も豊かに幸せに過ごせるように、わりとドラスティックな態度で、政治的経済的な理由、あるいは、それぞれの個人や家庭の都合で決めていった方が、より良い結果を生みやすいのではないか、ということです（当然のことですが、これは、差別や弾圧をよしとするような意味ではありません）。
それというのは、現在までの地球の人口増加の理由を調べてみると、特にここ１００年ぐらいの間に、人類全体の生活レベルが急速に向上して、幼少のうちから病気や怪我で亡くなるような人々が、かなり大きく減少したことと、それと寿命が大きく伸びたことがあげられると思うのですが、そうした状況にさらに輪をかけた形で、昔ながらの宗教が安易な出産を奨励したり、国家が半強制的に出産せざるを得ない状況を作っていると、その後、あまりにも急激な人口増加から、様々な社会の混乱や停滞が起きたり、それが原因で、さらに政治や軍事の混乱にまで発展してゆくことが、非常に多かったからです。
ですから、こうした状況から考えるに、よく昔ながらの霊的、あるいは、宗教的な主張では、避妊や妊娠中絶を禁止した上で、多くの出産を奨励していることが多いのですが、はっきり言うと、それは、一昔前の乳幼児死亡率が極めて高く、多くの人々が、戦争や貧困や怪我や病気などで、非常に短命だった時代のことなので、現在のように、多くの人々の生活レベルが上がった社会では、多くの人々が、末永く幸福に過ごせるような、より良い社会の実現のためには、そうした昔からの霊的、宗教的な主張にはあまりこだわらずに、もう少し現実的に、現在の物質世界の状況に合った形で、その国や地域としての最適な人口の増減を行ってゆくような方向や、それから、それぞれの個人や家庭が、最も幸福に過ごせるような選択が、ある程度、自由に行えるような方向の方が、より望ましいのではないか、と思われます。
追伸
現在、前に述べたような「ゼロ・ポイント」は、ほぼ通過しつつある霊的な状況にあるのですが、細かい説明は、もう少し後の「現在のアセンションの状況について」で説明してゆきたいと思います。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2014年4月17日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 政治 / 社会、文化
