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昔の日本の神話について Part 3

 ちょっと長いと思ったので、二回に分け直しました。

 

5、今日の宗教やスピリチュアリズムの見方では、喧嘩や暴力もあれば、騒動や混乱も多い神道の高天原の様子は、神々の国や天国というよりも、むしろ地上の世界や地獄の世界の描写に近いというのが、実態なのではないか

 それと私が、「これは、ちょっと・・・」と思うのが、例の有名な「天照大神を代表とするような日本の神々が住んでいた」とされる「高天原(たかまがはら)」についての説明なのですが、正直言って、この高天原の説明を読むと、喧嘩もあれば、暴力もあり、また、いろいろな騒動もあれば、大混乱もあるなどという具合に、はっきり言って、この地上の世界の様子と全然変わらないのです。

 ですから今日、特に一部のスピリチュアルな人々が考えているような「高天原は神々の世界で、天国のような所」というような考えは、ほぼ全部間違いで、今日の常識、というか、全世界で主流の一般的な霊的な感覚としては、どう考えてみても、こうした高天原というのは、天国というよりも、どちらかと言うと地上の世界、というよりも、争いや混乱の多い地獄に近く、それから神々の国というよりも、実際には、もののけや鬼の国に近いというのが実感なのではないか、ということです。

 つまり、はっきり言うと、高天原というのは、どう考えてみても天国の描写にも、それ以上の高級霊界、というか、本物の神や天使が住んでいる霊界の描写にも思われないので、私は、この高天原の話は、霊的な立場としては、ほとんど信じられないということです。

※おそらく元日本の神話のような、こうした話の本当のルーツのようなものがあって、それには高次元宇宙、というか、非常に高い世界、というか、外宇宙から空飛ぶ乗り物に乗って、地上の世界に植民してきた、というような話があったではないか、と私は考えております。

※霊的には、こうした神話に関わりなく、広い霊界の中でも、特に日本の上の方の五次元以上の、本当の天国や神々の世界のような領域を「高天原」と呼ぶこともあるようなのですが、正直言って、それは、こうした日本の神話で述べられているような高天原とは、かなり違う、というような感想を私は持っています。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年3月27日 9:15 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宇宙文明、古代文明 / 宗教、道徳 / 神道



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