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マスメディアやインターネットが発達した21世紀初めの現代において、本当の正しさを見抜くための知恵について Part 19

2、マスメディアやエンターテイメントの性質上、どんなに優れた誠実そうな有名人であっても、世間にそのまま見せられる部分と、そうでない部分があることは、ある程度、しっかりと理解しておくことが大切である

 二つめは、今日も私達の世界では、多くの人々が、いろいろな人々に会ったり、いろいろなテレビや映画や音楽などを観たり、聴いたりして、非常に感動したり、心から笑ったり驚いたり、また、とても悲しくなって泣いたりしているのではないか、と思われるのですが、そうすると多くの人々の心の常として、実際に自分が体験したわけではなくても、そのような形で自分が見聞きして、とても驚いたり、笑ったり、泣いたりして、ある程度、自分が共感した人の話については、そうした話の内容が、本当に正しいかどうかということが、あまりよくわからないような状況であっても、わりとそのまま、まるですべて本当に正しい話であるかのように受け入れてしまいがちなところがあるようなのです。

 私達の日常生活では、たいてい、どんな人であっても、「この人は、自分は、すっかり打ち解けているので、何を話しても聞いても大丈夫な人」とか、「この人は、まだ、あまりよく知らないから、少しずつ様子を見ながら自分のことを話したり、相手のことを聞いたりして、徐々に人間関係を深めている状態の人」とか、「この人は、これまで、ほとんど会ったことがなかったので、とりあえず挨拶ぐらいはするけれども、まだほとんど話をしたことがない人」などというように、わりとはっきりと線引きしながら付き合っていることが多いと思います。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2019年9月18日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 知恵、正しさ / 社会、文化



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