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パラレル・ワールド―――四つの主要な並行世界の存在と、その未来―――

 普段の何気ない私達の日常生活のように物質世界の中で普通に生活を送っていると、まずは全く気が付かないような事実であるのですが、私達が認識しているこの世界とは、少しずつ違う、あるいは、全く違った「並行世界」―――つまり、よくSF小説やSF映画で取り上げられるような「パラレル・ワールド」―――というのが、現在、私達が生活しているこの物質世界とほとんどダブるような形で無数に存在している、というような非常に驚くべき事実があります。

 

1、「幽界」———肉体の死後になっても、自分自身の強力な想念の力で、生前の物質世界とほとんど同じようなパラレル・ワールドを創造しているケース

 こうしたパラレル・ワールドには、大体、大きく分けて、4種類の内容があるのですが、まず第一には、これは、よくスピリチュアルな書物で述べられているような「幽界」、もしくは、「四次元世界」とも呼ばれるような私達のいる物質世界とは根本的に異なる、霊的世界の中でも非常に低次元の領域に存在しているパラレル・ワールドの存在があります。

 ここは、かつて地上の世界において、肉体として生命を持っていた人が、自分の肉体の死後になっても、何らかの理由によって、自分が肉体的に死んだということを、自分の意識として、しっかり認識することができなくなってしまったばかりに、いつまで経っても生前の肉体生命とほとんど同じような自己認識をするばかりか、そうした自分の強い信念のパワーを周りの霊的世界に投影して、その人から見ると、あたかも地上の世界とほとんどそっくりのパラレル・ワールドをその人の周りに創り出しているようなケースであるのですが、2010年の現時点においては、もう数年後に控えたアセンションを前にして、こうした、これまで「幽界」や「四次元世界」などと呼ばれていた低次元の霊的世界におけるパラレル・ワールドというのは、現在では、霊的世界全体の浄化によって、もうほとんど姿を消しつつあるパラレル・ワールドの一種になっている、ということが言えます。

 

2、パラレル・ワールド(並行世界)———波動的に異なる異次元領域に存在している、私達の住む物質世界とほとんど同じような無数の並行世界の存在

 第二には、これは、なかなかすぐには信じがたいのではないか、と私は思うのですが、よくSF映画やSF小説などで取り上げられるような、私達のいる世界とほんの少しずつ異なる、あるいは、かなり異なっているようなパラレル・ワールドというのが、実際、私達の住む物質世界の周りには、本当にたくさん存在しています。

 それでは、そうしたパラレル・ワールドというのは、一体どこに存在しているのか、というと、これは現在の21世紀初頭の地球の科学力では、まだほとんど未解明の科学の領域になってしまうのですが、現在の私達が住んでいる物質世界の領域と波動的に少しずつ異なる、いわゆる異次元の領域に数千数万と非常に数多く存在していたのですが、これも、もうあと数年後に控えたアセンションを前にして、かなり整理され、縮小されてゆきつつある、ということが言えるでしょう。

 

3、「反世界」———私達のいる物質世界とは、価値観や物理的法則が全く正反対の世界の存在

 第三には、これは、科学的にその存在が推定されたことがあったにも関わらず、霊的には、まだほとんど未解明の領域に属するようなパラレル・ワールドになってくるのですが、いわゆる、SF映画やSF小説などで時々取り上げられるような「反世界」と呼ばれる時空間の領域、つまり、現在の私達が住んでいる物質世界とは、その価値観や物理的法則などが、何もかもほとんど正反対になっているような、まさしく、正反対の世界のようなパラレル・ワールドが存在していたのですが、実は、この「反世界」の領域こそが、よく巷の陰謀説などで闇の勢力として説明されている存在達の元々の住処であった、ということなのです。

 この反世界に関しては、また別のページで詳しく説明したいと思うのですが、要は、こうした反世界においては、現在の私達のいる物質世界とは、ほとんど何もかも正反対の価値観や物理的な法則が支配している、ということと、それから、これは少し理解が難しいのですが、こうした反世界というのは、時間の流れの向きが未来から過去に向かって流れているので、時間的因果関係が、私達の世界とは全く正反対になっている、ということと、そして、これが最も重要な内容になるのですが、実は、この反世界の始まりがアセンションを前にした、ちょうど現在の地球の20世紀から21世紀の頃の時代に当たっているので、そうした意味で、この反世界の影響というか、現在の私達の宇宙から、この反世界が分離してゆく過程の影響というものを、この地球の文明は非常に大きく受けやすい状況になっていた、ということであるのです。

 それゆえ、この地球の文明というのは、現在、私達が霊的な天国の世界、もしくは、アセンション後の光の世界として認識しているような「高次元の世界」である「正世界」と、それから、そうした高次元の世界とは全く何もかも正反対の「低次元の世界」である「反世界」の間のちょうど中間の「中世界」と言ってもよいような、まさしく、光と闇の大交差地点、もしくは、光と闇の大交流地点のような非常に微妙な領域に存在していた、というような理由から、現在までの地球の歴史においては、宗教やスピリチュアリズムを初め、さまざまな分野で言われているような「光と闇の戦い」、もしくは、「善と悪の戦い」の総決戦というものが、本当に数千年も数万年もの長い長い歳月の間、えんえんと行われ続けていた、というような隠れた歴史の真実があったのです。

 

4、「仮想現実の世界」———アセンションしなかった未来の地球に本拠地を持つ闇の勢力の科学技術による無数の仮想現実の世界の存在

 第四には、これもSF映画やSF小説などでは、もうすっかりお馴染みになりつつある内容の一つであるのですが、人間の想念、もしくは、科学技術によって創造された一種のバーチャル・リアリティー(仮想現実)の世界というのが、現在の私達の物質世界の周りには、それとほとんど重複するような形で無数に存在していた、というような隠れた事実があったのですが、これに関しても、あと数年後にアセンションを控えた現在、その大部分に関しては、もうすでに、ほとんど整理され消滅しつつある、ということが言えます。

 実は、こうした仮想現実の世界のほとんどすべてが、アセンションしなかった地球の未来の世界を実質的に牛耳ることになった闇の勢力による過去の地球の時空間に対する不正な関与、つまり、そうした未来の世界から見て、過去の世界に当たるような現在の地球や過去の地球に対する歴史操作のために行われた、かなり悪質な意図に基づく時空間に対する不正な介入であった、というような地球の歴史における隠れた事実があったのですが、2010年現在、こうしたかなり不当な理由によって、無数に創造されていた仮想現実の世界に関しては、こうした闇の勢力とは、完全に対立的な関係にある「光の勢力」、つまり、アセンションした地球の未来の世界に本拠地を持つ宇宙的な規模で活動している光の勢力の活動によって、現在、ほぼ完全に整理され、消滅させられつつある、ということが言えるでしょう。

 

 このように現在の地球には、私達が単純に五感で認識しているような物質世界の他に、それとほとんど重複した形で存在しているパラレル・ワールドの種類としては、大体、以上のような四つの内容がある、ということが言えるでしょう。

 

Cecye(セスィエ)

2010年7月10日 10:00 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密



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