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知ることと人間性の関係について Part 16

 普通、世の中では、「愛」というと、「誰かのことが大好きだ(愛している)」とか、「誰かにとても大切にされている(とても愛されている)」とか、「何らかの生き物のことを、とても可愛がっている(とても愛している)」とか、「神様や仏様を深く信仰している(深く敬って、とても愛している)」とか、「神様や仏様から、しっかり見護られている(強く愛され、正しく導かれている)」などというような感覚で考えられていることが多いようです。

 次に愛と人間性について、考えてみたいと思うのですが、普通、世の中の多くの人々の感覚としては、「あの人は、私のことをとても大切にしてくれる(とても愛してくれている)」とか、「彼は、とても面倒見が良い(愛情深く世話してくれる)」とか、「彼女は、いつも自分のことよりも周りの人達のことを真剣に考えて、いろいろなことをしてくれる(愛してくれる)」とか、また逆に「あの人は、自分のことばかり考えていて、全然、私のことを考えてくれない(愛してくれない)」とか、「彼は、私に何もしてくれないの(愛してくれないの)」とか、さらには、「あの人は、本当に欲(自己愛)が少なくて、すごく悟った人だ」とか、「あの方は、いつも多くの人々のために尽くしていて(愛していて)、本当に神様のような人だ」などというような言葉からもよくわかるように、一般の普通の人々の感覚としては、人間性が高い人というのは、自分の欲がわりと小さく、いつも他の人々や生き物達に心を配って、尽くすような人や、神仏を深く愛するような人であると考えられており、その反対に人間性が低い人というのは、周りの人々や生き物達の苦しみや悲しみをほとんど気にせずに、いつも自分のことばかり考えて、自分の欲望を追求しようとするような人であると考えられていることが多いようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2019年5月23日 9:04 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 仏教 / 宗教、道徳 / 愛について / 知恵、正しさ / 社会、文化



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