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2015年9~10(11)月現在のアセンションの状況について Part 7

 三つめは、これは多少複雑な話になってくるのですが、実は、特に現代の辺りの時代から、これまで長らく人類が、「これが愛である」と深く信じ込んできた内容が、かなり大きく変わってゆく可能性があるということです。

 それは、いったいどのような内容なのかというと、昔から宗教や道徳の世界では「煩悩」や「私利私欲」などと言われて、散々悪者扱いされてきた内容になるのですが、要するにアセンションの過程で、この世界全体がだんだん半分霊界のような世界に変わってゆくと共に、政治や経済や科学技術が発達して、物質的また精神的により豊かな社会に変わってゆくと、これまでの時代のように多くの人々が、できるだけ我慢や忍耐や努力を重ねてゆくことだけでは、より良い社会を築いてゆくことができなくなるので、そうした概念とは少し違って、確かにそれぞれの人が自分自身を高めたり、他の人々や生き物たちのために様々な貢献や奉仕をしてゆくことはとても大切だけれども、それぞれの人が、その人自身の学業や仕事や生活に大きな支障をきたすわけではなく、また特に他の人々や生き物達を害するわけでもないのであれば、できるだけあまり我慢や無理はせずに、それぞれの人が、自分がやりたいことを自由にやったり、また自分がやりたくないことは、できるだけやらないで済むような行動をしていった方が、より良い社会を築いてゆけるのではないかということなのです。

 つまり、一昔前まで愛の概念、できるだけ自分の願いや欲は我慢して、他の人々や生き物たちに尽くすことが絶対の善であるとか、自分を空しくして国家や社会のために働くことが善であるというような、どちらかと言うと自分の心の奥からの願いや欲望を否定して、他の人々や生き物たちのために犠牲になるような愛のあり方ではなく、確かにそうした愛のあり方も大切なところもあるのだが、できるだけ自分の心の中の願いや欲望のようなものをあまり完全に否定し切るような態度は持たないと共に、それぞれの人が、できるだけ自立した形で自由に行動してゆけるようにお互いにあまり奉仕しすぎないというか、あまり相手の自立性や自由性を奪いすぎないようにしてゆくような新たな愛のあり方が、今後の時代には、だんだん重要になってくるのではないかということなのです。

 これは先ほども述べたように、この物質世界がだんだんなかば霊界のような世界に変化してゆくと共に、政治や経済や科学技術の発達によって、だんだん多くの人々が物質的にも精神的にも非常に豊かになってゆくために、一人一人の人間が、自分自身も含めて、特に他の人々や生き物たちを害するわけでもない場合には、できるだけあまり精神的な我慢やストレスを溜め込み過ぎないように生きてゆくことがとても大切になってきているということと、それから物質的、精神的に豊かな社会になってくるということは、見方を変えると、あまり他の人々がその人の人生に深く介入し過ぎてしまうと(そうした援助や介入がどうしても必要な状況は、今後もたくさんあるとは思うのですが・・・)、その人自身の努力の悦びや成長の機会を奪うことになってしまうので、全体として、あまり良い社会の状態になってゆかなくなってしまう可能性があるからです。

 ですから現在のようにアセンションが進行して、だんだん霊的な世界になってゆくと共に、政治や経済や科学技術の発達によって、多くの人々が物質的にも精神的にもより豊かになってゆく社会では、これまでの時代のように多くの人々の無知や貧しさや不幸や苦しみを前提とした愛のあり方から、そうではなく、まだまだこれからも短期的にはいろいろ大変な問題が出てくることはあるとは思うのですが、多くの人々の間に知恵や自由や健康や豊かさや幸福が満ちていることを前提とした、新たな愛のあり方にだんだん大きく変えてゆく必要があるのではないかということなのです。

 

 2015年9~11月初めのアセンションの状況としては、だいたい以上のようなことが言えるのではないかと思います。

 

Cecye(セスィエ)

2015年11月6日 9:03 PM, 愛について / 現在のアセンションの状況



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