２、現在のようなアセンションが、そのまま継続していった場合には、人類全体は、だんだん、集合意識的な生命体に大きく変化してゆくようになるだろう
第二には、これは、まだあまり触れたことがないのですが、実は、現在のような「アセンション」が、そのままずっと続いていった場合には、ほぼ確実に、どこかの段階で、現在、地球上で「国家」とか、「政府」と言っている存在が、だんだん存在感が薄れてゆくようになり、それに代わって、現在以上に、一人一人の個人が直接参加して、集団を構成している、あるいは、多くの人々や生き物達が、非常に密集して、大きな集団を形成しているような、いわゆる、多くの人々や生き物達の集合意識的な生命体に変化してゆく可能性が高い、ということです。
これは、現在の地球の状況であると、はっきり言って、まだまだ数十年どころか、数百年経っても、なかなか実現しなさそうな話になるのですが、ただ、五次元以上の世界では、基本的に現在、地球人が、「国家」と考えているような統治機構のようなものが皆無で、それに代わって、最低でも数百億ぐらいのかなり大きな規模の、現在の地球人のイメージだと、非常にたくさんの精神存在（霊魂のようなもの）の超巨大意識集合体のようなものの中で、一人一人が、わりと自由にのどかに幸せに過ごしている、というような世界になっているので、現在のようなアセンションが、そのまま継続していった場合には、この世界も、だんだん、そうした世界に変わってゆく可能性が高い、ということなのです。
これは多少、分かりづらいと思うので、もう少し分かりやすく説明したいと思うのですが、大まかに言うと、次のような三つのことが言えます。
まず一つめは、これは、現在のようにアセンションが、そのまま順調に進行していったケースになるのですが、要するに、多くの人々や生き物達が、以前よりも、より霊的な存在に変化してゆくようになるために、これまでの地球のように、いつまでも自分自身が、不幸な状態で我慢し続けたり、いつまでも自分と気の合わない人々と付き合い続けることが、だんだん不可能になってゆき、その代わりに、別に自分としては、特段、無理な努力をしているわけではないのだが、いつの間にか自分自身にとって、最も居心地のよい仕事や生活をするようになっていったり、あるいは、いつの間にか自分にとって、最も高い幸福感が感じられるような人間関係を選び取るような生き方に変わってゆく可能性が高い、ということです。
二つめは、これは、まだあまりはっきり言ったことがないのですが、今後、現在の推移で、そのまま地球全体のアセンションが進んでいった場合には、かつての世界と違って、いつの間にか自分にとって、霊的に親しい人々や生き物達とは、あまり言葉を介さなくても、自然自然のうちに無意識レベルでのコミュニケーションが成り立つようになってゆくので（現在も、ある程度、起き始めていると思います）、その結果、気がつくと、自分としては、特段、意識しているわけではないにも関わらず、そうした自分にとって、霊的に親しい人々や生き物達は、何かあると、いつの間にか自分のすぐ側まで来てくれたり、何かしてくれるようになる、とか、あるいは、それが他の人々や生き物達の間でも、自然自然のうちに起きるようになってゆく、ということです。
三つめは、これはあまり聞いたことがないかもしれないのですが、現在、地上の世界では、個人のプライバシーのような観念が、とても大切にされているのですが、それが、五次元以上の世界になると、ある程度、お互いに心許せるような親しい関係になった場合には、ほぼ以心伝心で、誰かに何か問題が生じると、すぐに誰かが、救いの手を差し伸べてくれる、とか、誰かに対して、何か用事を思い浮かべるだけで、それほど間を置かずに、その誰かと会えるような状況になる、とか、何らかのテーマで、ある程度の人数の人々を集めようとすると、いつの間にか、そのテーマに最もふさわしい人々が、必要な人数だけ集まってくる、などというように、言ってみれば、多くの人々や生き物達の間で、集合意識的な生活を送っているようなところがあるのです。
ですから、現在のようにアセンションが、どんどん進んでいった暁には、やがて、この世界でも、だんだん似たような状況になってゆくのではないか、ということなのです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2014年4月30日 9:03 PM, アセンション後の世界 / スピリチュアリズム、霊界 / 現在のアセンションの状況
