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Q&A 亡くなった人々とコミュニケーションするには、いったい、どうすればよいのか? Part 7

5、一般に多くの人々が、霊との交流に過大な期待をかけがちな人生問題の解決に関しては、本当は、霊との交流は、あまり良い結果をもたらさないことが多いので、それよりかは、より実用的で安全な、たくさんアイデアを出す訓練や、様々なこの世的な問題解決の手法を使っていった方が、より良い結果を得やすい

 それから、第五には、これも世間では、あまり聞いたことのない話になるのではないか、と思われるのですが、実は、現在の世の中では、自分では全然、自覚がないにも関わらず、端から見ると、立派な「霊界通信」や「チャネリング」のようなことを行っている人が、結構たくさんいる、ということについて、お話してみたいと思います。

 

世の中には、自分では、全く意識していないにも関わらず、まるで一種の「霊界通信」や「チャネリング」のように、いろいろなアイデアや会話の内容を、次々と思いつくような人が、意外とたくさんいるものである

 これは、いったい、何のことなのか、というと、現代人であると、その本人としては、全く何の自覚もないにも関わらず、端から見ると、もう完全に立派な「霊界通信」や「チャネリング」のようなことを行っているような人が、結構、たくさんいる、ということなのです。

 それでは、それは、いったい、どのような内容なのか、というと、だいたい以下のような二つの内容になります。

 まず第一には、世の中には、次から次へと、いろいろな人に役に立つことを閃くような人が、時々いるものなのですが、実は、こうした人というのは、その本人としては、全く気付かないうちに、「霊界」、というか、一種の「異次元」のような世界から、次々とたくさんのインスピレーションを受けて、普通の人では、全く思い浮かびもしないような、たくさんのアイデアを思いついているようなケースがある、ということです。

 第二には、これも、あまりはっきりと自覚されないケースが多いのですが、世の中には、時々ものすごく、おしゃべりの人がいるものなのですが、こうした人についても、本当は、その本人が、すべてがすべて自分の頭の中で考えて、喋(しゃべ)っているのではなくて、いつの間にか自分自身としては、全く考えもしなかったような内容の話を、次から次へと、まるで一種のチャネリングのような形で、「霊界」とか、「異次元の世界」など、どこかの世界からのアイデアを得て、話し続けているような人が、世の中には、ごくごく普通の一般人のような生活をしながら、少なからず存在しているのではないか、ということです(作家の執筆や音楽家の即興演奏や、スポーツ選手のとっさのファインプレーのようなものについても、これらと非常に似たような要素があると思われます)。

 それでは、こうした人々には、いったい、どのような特徴があるのか、というと、よくよく観察してみると、だいたい、次のような二つの特徴が見つかります。

 まず第一には、これは、良い場合も悪い場合もあるのですが、とにもかくにも、あまりその本人自身としては、常に、「自分は、こうしなくては・・・」、とか、「自分は、ダメなんだ」、というような、あまり強い自己主張や自己否定の考え方、というか、自分を中心に見て、いろいろ悩むような性格というのは、あまりなくて、そうではなく、常に、「こうすれば、いいんじゃないか」、とか、「あなたは、こうじゃないの?」、などという具合に、自分の仕事中心、というか、自分のやるべきこと中心に、いつも考え続け、動き続けているようなタイプか、あるいは、自分自身のことなんて全然考えようともせずに、自分の周りの人々のことを、常にあれこれと世話を焼いたり、考え続けているようなタイプである、ということです。

 第二には、これは、たいてい、本人としては、ほとんど自覚がないことが多いのですが、こうした人々というのは、常にあまり強く過去に捕われるような精神性というのが、ものすごく薄くて、そうではなくて、常に、「昔のことよりも、現在が良ければ、それでいいんじゃないか」、とか、「未来が、どんどん良くなるなら、それでいいんじゃないか」、というような未来志向の発想や考え方を持っていることが、非常に多い、ということです。

 

意外なことに多くの人々が、霊との交流にものすごく過大な期待をかけがちの、たいていの人生問題の解決に関しては、残念ながら、そうした霊との交流よりも、この世的な問題解決の手段を行使した方が、より良い結果を得やすいのではないか

 さて、こうした二つの特徴を元に、あまり危険でないと思われる一種の「霊界通信」、というか、「霊とのコミュニケーション」ということについて、考え直してみたいと思うのですが、ここで現代の世の中だと、なぜか多くの人々が、霊とのコミュニケーションに対して、ものすごく大きな期待をかけることが多いにも関わらず、本当は、それは霊とのコミュニケーションによって、解決を目指すのは、ちょっと、というか、かなり問題があるというような内容があるので、それについて、少しお話してみたいと思います。

 それは、実に単純明快な概念になるのですが、とにもかくにも何らかの自分の悩みや問題を手っ取り早く解決して、なるべく早く、安らいだ幸福な精神状態になりたい、というのであれば、そうした方は、何らかの霊との交流に解決の道を求めるのではなくて、そうではなく、よく書店に置いてあるような人生の問題解決の手法や、友人や家族などに相談して(最近だとインターネットの活用も良いと思うのですが)、もう少し現実的なレベルでの問題解決の手法を採用した方が、ずっと良い結果になると思われるので、そうした方には、こうした霊とのコミュニケーションというのは、基本的にあまり勧められない、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年9月16日 9:18 PM, Q&A  / スピリチュアリズム、霊界 / 瞑想



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