よく高次元宇宙や、外宇宙では、「名前を使わない」、とか、「名前を呼ぶ習慣がない」、というような話が出てくるのですが,今回は、それについての私の見解を述べます。
霊的には、名前を呼ぶと、その存在と会っていることと、ほとんど同じことになってしまうので、高次元宇宙では、原則、名前というのは、全く使われていない
これは、現在の地球の社会常識とは、全く異なる見解になってくるのですが、普通、高次元宇宙、というよりも、外宇宙では、自分の名前というのは、原則、全く使いません。 それというのは、これは、霊的な法則に通じていると、よく分かるのですが、霊的には、自分の名前を呼ばれる、ということは、それは、即、その自分の名前を呼んだ人と会っていることと、ほとんど同じような扱いになってしまうからなのです。
つまり、霊的に言うと、誰かの名前を呼ぶ、ということは、それによって、その名前の人物と霊的につながり、その人と、即、交流できる、ということを、これは意味しているのですが、実際、現代でも、まだ、あまり近代化が進んでいない一部の地方においては、「そう簡単に、他の人に、自分の名前を教えてはいけない」、とか、「自分の名前を教えると、誰から呪われるか、よく分からないので、嫌だ」、というような人々も、大勢いる、ということなのです。
霊的に見ると、東洋の戸籍制度は、そこに住む人々には、全くよく分からないような形で、かなり強力な霊的支配を行うために作られた制度であるが、近代の民主化と共に、こうした戸籍制度は、だんだん廃止されてゆきつつある
実は、太古の時代の地球では、言葉を使わないテレパシーによるコミュニケーションが行われただけでなく、当然、そうした時代には、相手の名前を呼ぶような習慣も、一切なかった、というような時代もあった、ということなのですが、これは、歴史を調べてみると、かなりはっきりと分かるのではないか、と私は思うのですが、実は、こうした霊的な法則に、非常に通じている人々が、かなりの悪意をもって、自分達が支配するのに成功した地域において、国家の制度によって、かなり強制的に、「その地域に生まれたら、必ず、どこそこの家に生まれたことや、名前を報告しろ」、というようなことを、徹底して、行い、造り上げた国家制度というのが、現在、日本や東洋で広く行われている「戸籍制度」の、そもそもの始まりであった、ということなのです。
つまり、霊的に見ると、その国の統治者に、自分の名前、及び、どこそこの家への帰属ということを報告して、国家の記録に載せると、その段階で、その国の為政者からは、当人の意思に関わらず、霊的に、いつでもコンタクトが可能になると同時に、これは、現代の社会だと、まだ、ほとんど理解されていないのですが、そうして戸籍に入っている人間に対して、霊的な形で、かなり強力な命令(マインドコントロールのようなこと)のようなことすら、可能になるような、隠れた実態があった、ということなのです。
それゆえ、近代化の進んだ国では、たとえ、霊的、というか、無意識レベルからであっても、それぞれの人に、いろいろな影響を与える、こうした戸籍制度のようなものは、断固として、廃止すべきである、ということで、民主化の進んだ国々では、もう簡単な市民登録しか行われていないような国々も、現在では、非常にたくさんあるのですが、まだ、そうした民主化が、形ばかりの国々においては、現在においても、そうした戸籍制度が、まるで昔からある、さも当然の制度や慣習でもあるかのような切り口でもって、その社会において、がっちりと維持されているような国々も、たくさんある、ということなのです。
※この世的に見た場合には、古代の王制や帝制の時代に、為政者が、その土地にいるすべての民を、最も簡単に管理するために、それぞれの人間単位ではなく、それぞれの家単位で、そこにいる住人、というよりも、実質、奴隷のような人々の名前や生まれの年や人数などを、正確に把握するために、そうした戸籍制度というのは、作られたと思われるのですが、現代のような民主主義の時代には、こうした制度は、個人ではなく、家庭、というよりも、家屋単位で、そこに所属する人間を管理しようとする点において、非常に非人間的であるということと、それから、これは、日本を含む東洋の命名に関する制度や風習にも関わるのですが、その人自身の名称(いわゆる、ファーストネーム)ではなく、その人の属する家庭や家の名前で(つまり、名字で)呼んで、その人を、まるで、生まれながらにして、その家や家庭に従属しているかのように扱う点において、非常に問題がある、ということが言えるでしょう。
Cecye(セスィエ)
2011年5月21日 9:26 PM, Q&A / スピリチュアリズム、霊界