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仕事の心得 Part 3

11、仕事では、その仕事は、いったい何のためにやっているのか、いったい誰を、どのような形で満足させ、悦ばせればよいのか、特に絶対に失敗してはいけないことは何なのか、それから、そもそも、その仕事は、社会全体の中では、いったいどんな役割を演じているのか、何を期待されているのか、ということについて、時折、よく考えて、理解し直しておくことがとても重要である。

 

12、仕事では、誰もが早く、一人前の社員として働けるようになることを願うものだが、たいていの人は、なぜか、ある程度、仕事が出来るようになると、そのレベルで満足してしまいがちなものである。ただ、それは長い目で見ると、停滞や飽きにつながることが多いので、できれば、ある程度、一人前の社員になったとしても、常に自分の専門知識や技術を深めるためによく学び、よく修練して、さらにより良い仕事ができるように努力してゆくことが、とても大切である。

 

13、誰でも仕事を覚えて、一定期間が経った頃になると、思わぬ所で、見栄や油断や甘えから、大きな失敗をしがちな魔境があるものである、ということは、十分に知っておくべきである。自分が仕事を覚え、そこそこ一人前の社員になったと思った時こそ、大きな失敗や間違いを起こさぬように、十分な心づもりを持つことが、とても大切である。

 

14、職種によっては、上下の命令関係や、多少、ややこしい人間関係を要求されるものもあるが、できれば、ひとたび休憩時間や、仕事が終わった時には、できるだけ平等でフラットな、真にお互いに尊重し合い、学び合い、楽しみ合い、助け合えるような幸福な人間関係を築くことが、とても大切である。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年7月22日 9:05 PM, 成功論、繁栄論



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