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2014年11〜12月現在のアセンションの状況について Part 19

 さて、そうすると、いったい、どのようなことが言えるのか、というと、これは、とても難しい概念になるのですが、実は、そうした形で多くの人々が集まって、暮らしている社会では、だんだん、それぞれの人の考え方や生き方によって、かなり大きな差が出てくると思われるのですが、その結果、ある段階になると、たいてい、一部の人々は、「自分は、自分の周りにいる人々とは全く相容れないので、自分の勝手にやらせてほしい」、と言い出すようになるはずなのです。

 ところが、ここで一つ問題が発生してきて、それというのは、そうした勝手の中には、ほぼ必ず一定の割合で、本当は、個人的にかなり強い破壊欲求や犯罪欲求を抱えているだけなのに、それをかなりきれい事の言葉や理想で塗り固めて、「私は、理想の世界をつくる」、とか、「私は、究極の幸せの原理を見つけた」、などと言って、同じように社会に不満を抱えているような一部の人々を騙して、集めていっては、いつの間にか、かなり巧妙な形で、その社会の破壊や他の人々からの搾取を行う、一種の隠れ犯罪集団のようなものを作ってゆく人々が出てくることがあるのです。

 さて、それに対して、現代の世界は、いったい、どのような解決策を見いだしているのか、というと、これは、はっきり言いづらい話になるのですが、実は、古今東西、ほぼどの国の社会でも、こうした者達に対しては、最初はあまり理解できないことが多いので、たいてい、ほとんど無視して、拒絶し続けることが多いのですが、ただ、どこかの段階で、その社会に大きな問題を起こした場合には、突然、手のひらを返すように警察や軍隊を使って、厳しい弾圧を行うか、また場合によっては、逆に国家の方が、そうした集団に転覆させられてしまう、というような状況になることが多かったように思われます。

 ところが、現代は、だんだん小さな国というテリトリーが希薄になって、世界全体が大きな一つの国のような状況に変化してゆきつつあるので、もっともっと先の未来で、こうした状況が巻き起こった場合には、場合によっては、数万、数十万という単位で、どこかの国や地方全体を乗っ取って、非常に不思議なテリトリーの地域社会を作ろうとするような動きになってゆく可能性があるのです。

 そうすると、これは、今後の未来社会の予測になってくるのですが、昔と違って、現在は、非常に密度の高い情報社会になっているので、おそらく、今のままの経緯であると、これは、だんだん地上の世界が霊界に近くなってきていることとも非常に関係があるのですが、ほぼ一定期間ごとに地球の一部の地域に、現在のアセンション、もしくは、緩やかに一つにまとまった形の非常に高度な霊的幸福社会を作ろうとするような流れとは、真っ正面から対立してゆくような、反アセンション、もしくは、かなり厳しい管理体制で何とか一つにまとまってゆこうとするような形の、非常に伝統主義的、あるいは、反社会的、物質至上主義的な集団が、何度も何度も現れてきては、そうした地球的ユートピアを目指すような国際社会の流れとは、真っ向から正反対の活動をしてゆこうとする可能性が非常に高い、ということなのです。

 そうすると、いったい、どのような未来社会が現れる可能性があるのか、というと、要するに全体としては、わりと緩やかな形で一つにまとまった、非常に自由で幸福な理想社会を目指そうとするような大多数の人々や生き物達の集団と、それから、これは、いっけん、非常にわかりづらいかもしれないのですが、それとは対称的に、非常に古い伝統や規律や秩序を重んじるにも関わらず、内部では、あっちでも、こっちでも敵対的に対立し合い、争い合うようなテロや犯罪を志向するような、非常に少数の人々や生き物達の集団に、だんだん地球規模で大きく分かれてゆく可能性がある、ということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2015年1月9日 9:04 PM, 政治 / 現在のアセンションの状況 / 社会、文化



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