4、宇宙的な信仰においては、精神的な事柄(ことがら)と、物質的な事柄が、基本的に全く同じウェイトでもって扱われているが、現在の地球の社会では、こうした考え方よりも、政治と宗教の分離というような、権力分立の原則を維持した方が、より良い結果を得やすい
第四には、これも、あまり地球の宗教では、言われていない内容になるのですが、現在の民主主義の常識とは相反して、実は、宇宙的な信仰においては、精神的な事柄(ことがら)と、物質的な事柄の分離というのが、ほとんどない、ということなのです。
つまり、宇宙的な信仰においては、今日の地球的な説明を行うと、宗教的、あるいは、精神的なことも、政治や経済や科学技術や文化に関わることも、ほぼ同じような重要性をもって、扱われることになっている、ということなのですが、ただ、こうした宇宙的な信仰の立場を、現在の地球に、そのまま持ってくることには、非常に問題があって、それというのは、現在の地球において、そのような形で、特に宗教と政治を融合させるような政治形態を模索すると、たいてい、その後、かなり強力な権力を持った国王や独裁者によって、その国の政治が、ほぼ完全に牛耳られるようなことになってしまうばかりか、その上、そうした国王や独裁者の親族や忠臣以外の大多数の人々が、かなり不当な扱いを受けて、一種の奴隷のような扱いをされることが、非常に多かった、ということなのです。
それゆえ,私は、現在の地球の政治形態においては、基本的に、政治と宗教は、常に一定の距離をもって、分離させ、ある程度、お互いに権力の濫用を相殺(そうさい)し合うような、権力分立の原則を維持する方が、ずっと望ましいのではないか、と考えているのですが、ただ、もし、こうした宇宙的信仰における基本的な考え方のようなものが、地球全体に広く広がって、多くの人々が、わりと自然な形で、霊的な事項(ことがら)と、物質的な事項を、同じようなウェイトで、冷静に考えたり、議論できるような状況になった場合には、本当は、そうした宇宙的な信仰のスタイルの方が、現在以上に、多くの人々を、より幸福にしてゆけるのではないか、というような感想は、持っております。
5、宇宙的な信仰においては、ある程度の理解と達成をした人であれば、誰でも、まるで天使や魔法使いのようなテレパシーやテレポーテーションのような超能力が使えるようになっている
第五には、これは、もっと不思議な話になってくるのですが、実は、宇宙的な信仰においては、現在の地球人の感覚だと、基本的に、そうした宇宙的な信仰を、ある程度、マスターしたような人達というのは、どの人も、ちょっとした天使や魔法使いのようなことが、簡単にできるようになってゆく、ということなのです。
これは、ちょっと理解しづらい話なのではないか、というように、私も思うのですが、実際、宇宙的な信仰において、ある程度の理解と達成をした人達というのは、現在の地球人の感覚で言うと、パッと、どこかに瞬間移動したり、パッと空中から、何かを取り出したり、あるいは、パッと、自分の姿形を変えてしまったり、さらには、テレパシーのように、相手の考えていることを、パッと読み取ってしまったり、あるいは、相手の心の中に、直接、自分の考えを伝えたりするような、ある程度の超能力のようなものを、ごくごく自然に、普通に使いこなすようになってゆく、ということなのです。
実は、こうした宇宙人の能力というのは、宇宙的に見ると、別に超能力でも何でもなくて、もともと人間に備わった、ごくごく自然な能力の一部であるので、それゆえ、前に述べたような、この地球における古代の理想郷の時代には、地球の大部分の人々も、これとほとんど同じような超能力を、ごくごく自然に使いこなしていた、ということなのですが、現在の地球では、例の暗闇の勢力の陰謀によって、こうした人間の能力は、ほぼ完全に封印された状態になってしまっている、ということなのです。 ですから、もう少し時間が経って、アセンション後の世界になると、そうした闇の勢力による、地球人類に対する知性や能力の封印というのは、だんだん、かなり解けてゆくことになるはずなので、その結果、そうしたアセンションした側の未来の地球の人々は、やがて、今述べたような人間に、元々、備わっていた超能力、というか、一種の魔術のようなパワーを、だんだん、ごくごく自然に使えるようになってゆく、ということが言えるでしょう。
このように、外宇宙における信仰形態に関しては、大体、以上のような、五つのことが言えるのではないか、と思います。
Cecye(セスィエ)