三つめは、今度は、単にそうした霊の何らかのイメージやメッセージを受け取るだけでなく、さらにもっと具体的にはっきりした形で、例えば、この物質世界において、何らかの物をパッと出したり、バタバタと動かしたり、あるいは逆に消してみたり、さらには、ほぼ１００パーセントの確率なのではないかと思われるくらいの正確さで、次々と過去や未来や遠い場所の出来事を言い当てたりするような霊能力のケースになります。
こうした霊能力の場合には、確かにこの世的にも、ある意味で、ほぼ１００パーセント信頼できる霊能力であると言えるようなところもあるのですが、ただし、次のような三つのチェックだけは、時々、どうしても必要になります。
一つめは、こうした霊能力の場合、どうしても、この世の常として、裏に様々な仕掛けがあって、多くの人々を楽しませるために魔術を行う、いわゆるエンターテインメントの魔術との境界が曖昧になってくるようなところがあるので、それゆえ、こうした超能力を発揮している霊能者の場合には、常にその人自身のポリシーがはっきりしていて、例えば、「これは神の意志として行っている」とか、「単なる見世物ではなく、他の人々や生き物達を助けるためにやっている」とか、「こうしたポリシーや内容のことはできるが、そうしたポリシーや内容に沿わないことはいっさいできないし、やらない」とか、「必要であれば、嘘やインチキでない証拠に、意地悪や決めつけをしないような誠意のある科学的な調査や、この世的な証明には心よく応じる」などというように多くの人々が、わりと普通に納得できる程度のきっちりしたポリシーや行動指針を持っているような人でないと、あまり本物とは言い難いというか、少し怪しいのではないか、というように思われます。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2016年4月14日 9:04 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 現在のアセンションの状況
