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Q&A(短答編) 宇宙の大まかな歴史の流れについて

Q宇宙の大まかな歴史の流れについて、教えてください。

Aこれは当然、かなり難しい質問です。

 宇宙の歴史に関しては、大きく四つの見方が必要です。

 まず一つめは、これは単純に今みなさんが体験している、この物質世界の宇宙の歴史になるのですが、これに関しては、だいたい、こんな感じで認識していればよいのではないか、と思われます。

 現在の天文学や宇宙物理学が明らかにしている通り、現在の宇宙は、今から、かなり大昔に「ビッグ・バン」と呼ばれるような、一種の物理的な爆発現象のようなものから始まったのは、確かに事実です。

 その後、かなり時間が経ってから、今みなさんがいる太陽系が、銀河系の隅っこの辺りで成立してゆき、それから、さらにかなり長い年月が経った辺りで、特に地球では、たくさんの生物が登場して、進化の営みを始めてゆき、さらにその後、かなり長い年月が経った辺りで、現在の人類が登場した、というような大まかな宇宙の歴史の流れは、ほぼ合っていると考えてよいものと思われます。

 ただし前にも述べたことがあるのですが、これは現在、みなさんが「三次元宇宙」と考えている物質宇宙の生成と進化の歴史になるので、霊的に見た場合には、これとは、かなり違った宇宙の創造と変化の歴史がありました。

 二つめは、これは前に別の機会に述べたことがあるのですが、霊的には、こうした物質宇宙の歴史とは全然異なる、かなり平和、というか、理想世界に近い宇宙の歴史の流れ、つまり、ほぼ最初から人間や生き物達がいて、本当に素晴らしい至福のうちに、地球人の感覚で言うと、何十億年も何百億年も過ごしていた、というような非常に理想郷に近い幸福そのもののような宇宙の歴史もありました。

 これは、このブログでは、主として五次元以上の世界の説明として、時折述べてきております。

 それから三つめは、これは、ちょっと変わった話になるのですが、そうした物質宇宙でもなく、また理想郷的な五次元以上の世界でもない、かなり混乱極まる空虚な「カオス宇宙」のような世界が、それ以前の世界として存在していました。

 このカオス宇宙は、この宇宙が始まる以前にあったとも言えるのですが、前にも述べたように反対に、特に現在の辺りの時空間の因果関係の結果、成立した、宇宙が終わった以降の世界のようにも見えるので、時空間的な因果関係としては、かなり複雑であるということが言えます。

 それから四つめは、これは、まだあまりよく理解されていないようにも感じられるのですが、物質宇宙ではなく、また、五次元以上の世界のような霊的な宇宙でもなく、また、カオス的な宇宙でもないような、今日、一部の地球人が四次元世界、もしくは幽界、または、アストラル・フィールドとして認識しているような世界が、別の側面から見ると、まるである種の別の宇宙のようにも感じられるようなところがあります。

 つまり、そうした四次元領域というのは、時空間的な因果関係が、かなり大混乱している上(時間的に前と後が反対になっていることがよくあるので)、このブログで何度も述べているような、かなり広大な反世界領域も含まれているし、その上、そうした様々な世界が、無数に並行世界として乱立しているような、言ってみれば、究極の複雑極まりないカオス領域のようになっていたようなところがあるので、こうした四次元宇宙に関しては、言ってみれば、歴史があるようでない、また、歴史がないようであるような非常に複雑極まりない訳の分からない因果関係の成立している、反歴史的世界であったということが言えるのではないか、と思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2013年11月28日 9:04 PM, Q&A(短答編) / スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密 / 歴史 / 科学、テクノロジー



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