18、人生に迷いは付き物だが、ある程度の年齢以上になると、特に転職のような大きな迷いは、あまり持てなくなってくるものなので、できれば、若いうちに自分は、この分野の仕事が一番合っていると、自分自身で、ある程度、しっかり自覚できる程度の幾つかの職業の見聞きや経験を、しっかり積んでおくことが大切である。
19、大きな事故や失敗というのは、常に仕事に緊張感を持っている、その仕事についたばかりの頃ではなく、ある程度その仕事に慣れて、多少油断し始めた頃に起きるものである。それゆえ自分が、その仕事に慣れて、自信がついてきた時ほど、時折、過去の他の人の失敗や間違いを学び直して、その仕事上、いかなる場合であっても、しっかり注意しなくてはならないことは何なのか、その仕事のプロとして、しっかり押さえなくてはならない点は何なのか、さらには、たとえ自分以外の上司や同僚や部下であっても、しっかり正して注意しなくてはならない点は何なのか、ということを、自分自身の心に、しっかり腑に落とすような形で確認し直すことが大切である。
20、人間の性質には、妙なところがあって、かなり年齢のいった人であっても、時折、思わぬ色恋事で、人生を棒に振ることがあるものである。ゆえに特にそうした色恋事については、絶対に避けるべきやってはいけないことは何なのか、恋人や伴侶や家族がいる場合に大切にしなくてはならないことは何なのか、また逆に、いったいどのような形であれば、特に仕事上、あるいは人間関係上、あまり問題がないような行動にできるのか、さらには、いったいどのような形であれば、自分自身も、また身の回りの人々も、それから、その会社や団体の人々も十分満足できるような形で、それぞれの人の希望をしっかり実現できるのか、ということを、あまりその場の情熱や雰囲気や勢いに飲まれずに、よくよく冷静に注意して考えてから行動するべきである。くれぐれも後々、大きな間違いや後悔につながるような軽率な行動は控えるべきである。
Cecye(セスィエ)
2014年8月7日 9:03 PM, 成功論、繁栄論