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霊的に見た地球の人口増加と生まれ変わりの状況について Part 27

 三つめは、これは、多少、珍しいケースになるのですが、実は、現在までの地球では、そうした霊的に、ある程度、正当性のある親子の関係ではなく、この世的な面はともかくとして、霊的に見た場合、それほど正当性がない、つまり、過去生で、それほど仲が良かったわけでもなければ、また、逆に喧嘩や対立をしていたわけでもなく、そもそも、それ以前にあまり会ったことすらなかったような魂が、初めて、何らかの縁で、そのカップルの元に生まれてきた、というようなケースもあります。

 この場合、最初はともかくとして、しばらく経つうちに、何となく親子関係が疎遠になってきて、子供が自立するような年頃になると、「もうあなた達とは関係ない」、とばかりに、どこかに行ってしまうような状況になることも、結構、多いようなのですが、それはともかくとして、基本的に親としては、どんな子供であっても、自分なりに精一杯、愛情を注いで、うまく自立できるように育てて上げるのが大切なのではないか、というように、私は考えております。

 

 さて、こうした親子の間のカルマの関係を見ると、ある程度、よく分かってくるのではないか、と思うのですが、実は、人間の人生の中で、その人個人として、どうしようもなかったような大変な出来事、例えば、突然、戦争になって、兵隊で従軍させられたり、殺されたりした、とか、突然、事故や病気で大変な目に遭った、というような状況であれば、死後、その人個人の感覚としても、「ああ、あれは自分の意思とは全く関係なく、仕方なく起きたことで、本当にとんでもない災難だった」、とか、「あんな大変な出来事さえなければ、こんな目には遭わなかったのに・・・」、などというように、多少は、他人事のように考えることもできるのですが、ところが、そうではなく、自分にとって、非常に重要な人間関係、特に夫婦や親子の関係において、後から考えてみると、自分としては、かなり主導権を持って、いろいろと良い方向に努力できたはずなのに、結果として、大混乱して、仲違いしてしまった、とか、何もしなかったばかりに大失敗してしまった、というような場合には、死後、かなり時間が経った後まで、「あの時、自分がこうしていれば・・・」、とか、「もう少し相手の立場を尊重してあげれば良かったのに・・・」、などというように、結構、いろいろな意味で、後悔や不満が残ったりするようなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年4月19日 2:35 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 教育 / 結婚、家庭



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