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霊的に見た地球の人口増加と生まれ変わりの状況について Part 28

 そうすると、こうした生まれ変わりの状況やカルマの法則から考えると、わりと単純な良い行いというものが導き出されてくるのですが、大まかに要点だけを説明すると、こんな感じになります。

 まず一つめは、とにかく、夫婦や親子の間柄というのは、何があっても、わりと仲良く、楽しく過ごせるのが一番なのであり、それ以外の、古いしきたりや跡継ぎとか、お金や家の問題は、それは良ければ良い方がいいでしょうが、とにかく、二の次である、ということです。

 二つめは、人間関係で、とにかく問題が生じやすいのは、自分の自我を押し通して、相手の話を聞かずに勝手に決めつけたり、一方的に文句や不平を言ったり、何らかの考え方や手伝いや行動や生き方を強制することなので、特にこうしたことに関しては、できるだけ自我を押さえて、相手を尊重して、相手の話をよく聞いた上で、自分の意見を言ったり、いろいろなことを教えてあげたり、頼み事をするようにしないといけない、ということです。

 三つめは、霊的に見て、特に親子関係で問題を起こしやすいのは、親の立場として、いったい、どこまで子供の人生に介入してよいのか、ということなのですが、これに関しては、次のような二つのことが言えます。

 一つは、子供の考えや行動や性質を見ていて、「これは、この子には合うかもしれない」、と思ったことは、できるだけ積極的に応援してあげるべきだし、途中で困ったり、悩んだりしている際には、できるだけ親身になって、相談してあげるべきだが、最終的に、やる、やらない、続ける、続けないの判断は、子供に委ねるようにしなくてはいけない、ということです。

 二つめは、日頃、子供の自立心を尊重しているにしても、子供が本当に困って、大変になった際には、たとえ、多少、自分の立場や仕事が大変になったとしても、子供の相談に親身に乗ってあげたり、何らかの形で一肌(ひとはだ)脱いでやるくらいの心構えがないと、後になってから、何らかの形で後悔を残すことが多い、ということです。

 このように親としては、ある程度、子供を積極的に応援するような立場はとるが、子供の意思や自立心は、しっかり尊重するような姿勢が、とても大切である、ということが言えると思います。

 それから、四つめは、これはあまり言われないのですが、意外なことに、親が、「これは自分の趣味だから、子供には全然関係ない」、とか、「これは子供の都合じゃなくて、親が好きでやってることなんで、お前も好きなら、一緒にやれば・・・」、というような単なる趣味のようなものを、別に子供に無理やり押し付けるわけでもなく、子供と一緒に楽しんでやっていた場合、意外とそうしたものが、後々、子供の楽しい趣味のようなものになっていったり、また場合によっては、一生の仕事、しかも、かなり楽しんで行えるような一生の仕事になってしまったりするようなケースが、非常に多い、ということです。

 つまり、学校の勉強など、そもそも親が心から好きでもないようなことを子供に無理やり、たくさん押し付けようとすると、子供から反発心が起きたりするものなのですが(逆に、本当の本好き、学習好きの親の子供は、たいてい、何も強制しなくても、本好き、学習好きの子供になるものです)、そうではなく、親が大好きなものを、別に押し付けたわけでもないのだが、子供と一緒にずっと楽しんでやっていたら、意外と、それが、親子の間の非常に大切な共通の趣味や、場合によっては、一生の仕事になってしまった、というような話が、時折、世間にはあるものなのですが、この場合は、結構、後々まで、親子の間で、楽しい共通の思い出として、残ってゆくことが多いようです(参考1参考2参考3)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年4月19日 3:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 教育 / 結婚、家庭



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