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霊的に見た地球の人口増加と生まれ変わりの状況について Part 26

③霊的に見た、夫婦や親子の人間関係について

 第三には、この辺りから、多少、霊的な内容にも踏み込んでゆきたいと思うのですが、人間の生まれ変わりの場合、特に結婚する夫と妻、それから、親と子、兄弟姉妹の関係というのは、一部の例外を除き、たいていの場合は、過去生でも、何らかのかなり強い結びつきがあったケースが多い、ということです。

 これは多少、ややこしいので、幾つか具体的な例をあげて、説明したいと思います。

 まず一つめは、これは良いカルマのケースで、つまり、前生で、とても仲が良くて、「いつも一緒にいたい」、とか、「一緒にいるだけで、とても幸せ」、と思えるような人間関係というのは、霊的には、まるで何か糸のようなものにでも結ばれているかのように、お互いに引きつけ合うようなところがあります。

 ですから、こうしたケースの場合には、たとえ、生まれや育ちが全然違ったとしても、何らかの形でお互いに引きつけ合って、今生でも、いつの間にか仲の良い友人になるとか、親しい恋人や夫婦として結ばれるようなケースが、非常に多いようです。

 そして、そのような形で、結婚して、子供に恵まれた際には、やはり、そうした過去生の縁でもって、そうした過去生で、非常に仲の良かった夫婦や家族や友人だったような魂達が、再び、子供として生まれてくることも、非常に多い、ということが言えるようです。

 二つめは、少し厳しいケースになるのですが、これは、たいてい、生まれる前からの、結構、厳しい決断によるものが多いのですが、つまり、過去生で、かなり決定的に仲が悪かった、とか、もうお互いに相手のことが全く理解できなかった、というような関係だった人々が、カルマの帳尻を合わせるために、どうしても、ある程度、仲の良い関係を築かなくてはいけなくなるような親子の関係になるために、子供として、生まれ変わってくるようなケースがあります。

 この場合は、そうした親子の関係になった後、子育ての最中に、少々、喧嘩や対立はあったとしても、やがて、お互いに人間として、しっかり認め合えるような良好な関係を築けるようになることもあれば、そうは行かずに、散々めちゃくちゃな喧嘩や対立をした後、物別れ的に離別してゆくようなケースもあるので、何とも言えないようなところがあるのですが、ただし、結果はどうあれ、長い目で見ると、そうした、ある意味、強制的な十数年の共同生活は、お互いの理解と調和のために、何らかの点で、より良い結果を残すことは多いようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年4月19日 2:33 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 教育 / 結婚、家庭



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