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常に感謝の心を忘れない Part 2

2、感謝の習慣と人間の生い立ちとの関係について

 さて、それでは、毎日を生きる上で感謝の気持ちというのは、いったいどのように持つべきなのか、ということについて考えてみたいと思います。

 まず第一には、これは、とても不思議な光景になるのですが、実は、感謝の気持ちというのは、単なる人間の心の習慣に過ぎないようなところがあるので、一般には毎日、その人が一緒に生活している親や家族の日頃の言動や、あるいは、何らかの宗教や道徳の教えによって、何事に対しても、できるだけ物事の良い面や、ありがたい点を見つけて、日頃から感謝の心や、親切な優しい言動を心掛けているような人が身近にいた人は、たいてい自然自然のうちに物事の良い面や、ありがたい点を見つけて、感謝の言葉を出したり、他の人や生き物に対して、親切に優しく振る舞おうとすることが多いようです。

 その反対に、その人の親や家族の言動が、日頃から大変粗雑であったり、いつも文句や不平不満ばかり聞かされて育ったような人は、その後の人生でも、何かあると、すぐに身の回りの人々や物事に対して、けちをつけたくなったり、自分の置かれた状況に不満を持つことが多いようです。

 第二には、そうすると、これは後天的な教育効果によるものとしか全く言いようがないのですが、何らかの宗教や道徳によって、神仏や自然の恵みや、親や家族や先生といった周りの人々への感謝の気持ちを持つことの大切さを習った場合には、これは以後、その人が一生、そうした宗教や道徳の価値観を受け入れた場合になるのですが、常に神仏や、身の回りの人々や生き物達への感謝や愛の気持ちを持てるようになることが多いようです。

 そうすると、つまり、自分の人生の初期の段階で、何らかの宗教や道徳や、あるいは、親や家族などの影響で、自然自然のうちに感謝の習慣を持てた人は、基本的には、それをそのまま維持して、その後の人生を生きてゆけばよいということになるのですが、もし残念ながら自分が、そうした環境にはなくて、どちらかと言うと、いつも粗雑な荒々しい言動ばかりに囲まれて育ってきたというような人は、人生の途中から、何らかの宗教や道徳的な教えなどで、そうした感謝の習慣を持てばよいということになります。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2013年11月3日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 愛について



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