スピリチュアルな面から見た人間の意識作用の自然環境への影響について
さて、このように地球自体を一つの大きな生命体のように考えてゆくと、現在、地上の世界にずっと起き続けている、さまざまな天変地異のようなものは、いったい何なのかというと、大まかに言うと、だいたい次のような四つのことが言えます。
まず第一には、これはスピリチュアルな分野ではよく聞く話になるのですが、レムリアやアトランティスがあった、だいたい今から1万年以上昔の超古代の時代には、地球全体の波動がもっと調和して澄みきっていたために、気候はずっと穏やかで過ごしやすいものだったというような話の通り、実は人類を含むさまざまな生命が、現在よりも、もっと調和した穏やかな精神状態になった場合には、基本的に地震や津波や大雨や干ばつなど、現在、さまざまな天変地異として知られているような自然災害は、やがて、ほぼ全部なくなってゆくことになるということです。
第二には、実は現在も、こうした特に人類の意識状態の影響によって、さまざまなタイプの大変な天変地異が起きることもあれば、その前にそうした荒れた意識が薄められて、なくなってしまうようなことも、ほぼ毎日のように起きているということです。
※実際、少し前の日本は、毎年、大きな台風が何度も来ていたのですが、最近は若干減ってゆきつつあるようです。その代わり、霊界のように地上の人々の意識の影響によって健やかな青空が広がり、適度な雨に恵まれることもあれば、それとは打って変わって、突然、どしゃぶりの大雨に見舞われたり、大気の状態が不安定になるようなことも増えてきているように思われます。
第三には、これは少し理解が難しいかもしれないのですが、実は、先ほど述べたような太古の時代の地球は、現在の地球ほど物質的な密度が重くなかったために、現在よりも地球の重力が弱かったり、ある物質から別の物質への転換のようなことが、わりと簡単に起きたり、また、いろいろな生き物達が単に空を飛ぶだけでなく、パッと消えて瞬時に別の場所に移動するようなことができたり、それから一種の超能力によって自分の姿を変えたりするようなことが、わりと簡単にできたりしたようなのです。
ですから、こうした状況であると、はっきり言って、現在、人類が体験している天変地異のようなものは、ある意味あってないようなもので、例えば、地表の異変が起きる前に生き物達はみんなまとめて、どこかに移動してしまうとか、人間や生き物の集合意識自体が非常に調和しているために、そもそも、みんなが被害を被り、困るような天変地異そのものが起きないとか、それから、たとえ何か、ちょっと大変そうなことが起きそうなことがあっても、それ以前の段階でうまく対処して、大きな被害や混乱が起きないようにすることが、結構いくらでも出来たようなところがあったのです。
第四には、これは現在でも、一部の自然主義の宗教やアニミズム的な考えでは、時々実践されているようなのですが、そのような形で地球全体に意識作用がある場合には、当然、そうした大きな地球意識を形作っている、肉体で言えば、それぞれの器官に当たるような目や口や手足に当たるような部分、つまり大きな山や川や湖や大地の中にも、それぞれ小さな意識体が存在していることがあるので、そうした山や川や湖や大地の精霊のような存在に対して、霊的に何らかの働きかけをした場合には、そうした天変地異のようなものが、ある程度軽減されるようなところがあるということです。
Cecye(セスィエ)
2013年8月24日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 予知、予言、未来予測 / 自然、生命