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カップルも子供達も家族も、最も幸せに過ごすための子育ての知恵について Part 9

 第二には、これは子育ての本には、よく書いてある内容になるのですが、基本的に親は、いっけん子供がどんなに未熟で何も出来ないように見えたとしても、常に話しかけて、いろいろなことを教えてあげたり、それから何か出来たら素直に褒めてあげるような態度がとても大切になるということです。

 この際にとても問題になることが幾つかあるのですが、まず一つめは、親が家事や仕事ですっかり疲れてしまい、子供の面倒を見るための肉体的、精神的な余裕がなくなってしまうことと、二つめは、自分の昔の育てられ方の反動で、何かあるとまだ弱い立場の子供に自分が子供の頃の復讐とばかりに何となく冷たくきつく当たってしまうようなケースがあることと、それから三つめは、これは気がつかない人も多いのですが、無意識のうちにまるで子供をペットのような扱いにしてしまい、何か機械的に「餌のように食べ物をやればよいのだ」とか、「その辺に放っておけば、勝手に育つのだ」というような扱いをしてしまうケースがあることなのですが、それぞれについて述べると、だいたい以下のようなことが言えます。

 

①子育ての最中の親のあり方としては、家事も仕事の一種と割りきって、テキパキときっちりこなすと共に、子供に接する時には、できるだけ穏やかで落ち着いた優しい愛情深い親でい続けるような努力がとても大切になってくる

 まず第一には、これは本当に大切なことになるのですが、親は子供が生まれると、ともすれば自分のことよりも子供のことばかり考えてしまい、たとえどれだけ自分が疲れていても、またどれだけ自分にストレスが溜まっていても、「とにかく子供のことを第一優先にしなくてはならない」と考えがちであるのですが、ただ子供の側からすると、いつも疲れている親とか、いつもイライラしながら自分の世話をしてくれる親というのは、立場を変えるとちょっと怖くて付き合いづらいし、また一緒にいても逆に子供の方が親のことを心配してしまうようなところもあるということなのです。

 ですから、たとえ家の中の家事であっても、お金がもらえる外の仕事と同じくらい大切な仕事と考えて、できるだけ冷静に自分のやるべきことを冷静にチェックし直してみて、ある程度はドライに普通の仕事と割りきって、テキパキこなすと共に、子供に接する時には、できるだけ常に穏やかで落ち着いた優しいママやパパでい続けられるような努力がとても大切なのではないかと私は感じております。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年12月7日 9:06 PM, 結婚、家庭



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