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天使について Part 3

3、天使との交流の仕方について

 第三には、これは、少し変わった話になるのですが、それでは、どうすれば、それほど信仰深いわけでもないような、普通の人々が、偽物の天使ではなく、本物の天使とコンタクトすることができるのか、ということなのですが、これは、宗教的には、本当は、かなり難しい信仰や修行を要するものとして、説明されていることが多いのですが、大まかに要約すると、大体、以下のような三つのことが言えます。

 

①もし、あなたが、心清く、優しい愛に溢れた、真実を愛する人であるならば、そうした心清く、優しい愛に溢れた、真実を愛する天使に会うでしょう

 まず第一には、これは、至極単純な話なのですが、この宇宙には、似たもの同士が、お互いに呼び寄せ合う、あるいは、似たような精神状態の人同士が、お互いに、精神的に共鳴しやすい、というような、いわゆる、「波長同通の法則」、とか、「波長共鳴の法則」のようなものがあるので、単純に考えて、もし、あなたが、心清く、優しい愛に溢れ、真実を愛する人であるならば、そうした心と通じるような、心清く、優しい愛に溢れた、真実を愛する天使に会うでしょうが、そうではなく、もし、あなたが、心が汚れていて、欲ばりで、嘘つきの人なら、そうした心と通じるような、心が汚く、欲ばりで、醜い天使に会うでしょう、ということになります。

 そうすると、「今からでも遅くないので、私は、宗教に入って、信仰深く生きれば、本当の天使に会えるのですか」、という質問が舞い込んできそうですが、別に、そういう必要はなくて、今、自分自身の心の中を見てみて、別に深い悩みがあるわけでもなければ、意地悪で欲ばりな気持ちに満ち満ちているわけでもなく、かといって、そうした天使のような存在が出てきたら、それを利用して、お金儲けの材料にしてやる、というような気持ちがあるような、とんでもない人でもない限りは、はっきり言って、そうした天使のような存在とコンタクトすることは、それほど難しいことではない、ということが言えるでしょう。

 

②一般に、天使を純粋に信じる人の方が、天使とコンタクトしやすいが、あまりにも強い固定概念や恐怖心や罪悪感のようなものを抱えていると、まともな天使とのコンタクトは、全く不可能になってしまう

 第二には、これは、ちょっと実践が難しいところがあるのですが、わりと、単純に信じる心が強い人の方が、そうした天使のような光の存在とは、コンタクトしやすいけれども、そうした信心が行き過ぎて、「神や天使は、絶対、こういうもののはずだ」、というような、ものすごく強い固定概念を持っていたり、あるいは、「これが、できないと、自分は叱られる」、というような、そうした信仰にまつわる、ものすごく強い恐怖心であるとか、激しい罪悪感のようなものを持っている場合には、基本的に、まともな天使のような光の存在とのコンタクトは、全く不可能になってしまう、ということです。

 ですから、これは、宗教的な方としては、誠に不本位な内容であるとしか、全く言いようがないのでしょうが、もし、天使のような光の存在とコンタクトしたいと思うなら、確かに、少しは、宗教的な知識を得て、「どうやら、天使というのは、こんな存在らしい」、とか、「天使というのは、普通、こんなことを言ってくるらしい」、というような、天使に関する、ちょっとした知識を手に入れておいた方が、そうしたコンタクトは、しやすい、ということは言えるのですが、ところが、それが行き過ぎてしまうと、今度は、全然、まともな天使のような存在とはコンタクトできない、というような状況になってしまう、ということなのです。

 そうすると、いったい、どのような精神状態なら、一番、良いのか、というと、基本的には、そうした天使のような光の存在は信じるけれども、だからと言って、宗教的な、ものすごい固定概念や恐怖心や罪悪感のようなものは持たずに、もう少し気軽に、天使のような、霊的な光の存在達の存在を信じている、というような、軽過ぎず、重過ぎず、また、信じすぎず、疑いすぎず、というような精神状態であることが、とても重要である、ということが言えるでしょう。

 

③心穏やかにして、深い信頼感を持って、自分の意識を精妙にしながら、高次元の光の世界に心を向ければ、わりと簡単に、天使のような光の存在達との交流はできるはずだが、だからと言って、現実の仕事や生活を軽視して、霊的な存在達の言いなりになることは、厳に慎まなくてはならない

 第三には、これは、そうしたことを前提とした上での話になるのですが、一番、簡単な天使のような光の存在達との交流方法としては、軽く目を閉じて、少し深呼吸しながら、あまり深い猜疑心やイライラや不平不満のような感情を除いてゆき、その上で、心を穏やかにして、深い信頼感を持って、自分の心の波動を精妙にしてゆき、そうした高次元の精妙な波動の光の世界に、自分の意識を向けてゆきます。

 それで、自分の意識が、とても澄み切っていて、何の屈託もなく、穏やかで、楽しい感じがしている場合には、五次元以上と言われるような高次元の世界に通じているでしょうし、もし、そうではなく、光は感じるけれども、何となく、イライラして、怒りや悩みを感じている場合には、それより下の世界に通じていることになります。

 その上で、何か質問のようなことがあれば、その意識の状態を維持したまま、軽く尋ねてみて、心の中に、何か、返答のようなものが返ってくれば、それで、一応、そうした光の存在達とのコミュニケーションは、いったん、成立した、ということになります。

 ただし、こうした霊的なコミュニケーションには、それ相応の注意点やチェック事項があるので、くれぐれも、現実の生活を軽視して、そうした霊的存在達の言いなりになるような行動は、厳に慎むようにしてください。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年7月29日 9:07 PM, Q&A  / コラム / スピリチュアリズム、霊界 / 宇宙文明、古代文明



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