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Q&A 宇宙の創造主の波動がわかるようになるには、どうすればよいのか? Part 4

5、現在の地球上の宗教や哲学が提示している創造主(神仏)のイメージと、霊的、宇宙的に見た実際の創造主(神仏)のイメージには、若干、異なっているようなところがあるので、注意が必要である

 第五には、これは、少し変わった話になるのですが、実は、この宇宙の創造主のことを深く知ろうとしてゆく過程では、どんな人であっても、どうしても避けがたい、次のような三つの誤解、というか、間違った理解をしがちなので、注意が必要になってくるということです。

 

①真理というのは、それぞれの人の体験や見る角度によって、全く違ったものに見えるようなところがある

 まず第一には、これは、たいていの人は、どんな宗教をやったとしても、おそらく、そうした宗教経験を積み重ねて、数十年経って、初めて、わかるようになるか、また場合によっては、生きているうちには、あまりよくわからないことも多い内容になってしまうのですが、要するに、これは世界中の宗教の深い内訳を知ると、非常によくわかるような話なのですが、実は、この宇宙において、「真理」と呼ばれているものというのは、ただ一つの宗教や、その修行を突き詰めてゆくだけでは、基本的に、絶対によくわからないようなところがあるということなのです。

 ですから現在の時点で、ある程度言えるのは、もし自分が、何らかの宗教的真理を極めたつもりであったとしても、それは言ってみれば、この宇宙の「真理」と呼ばれるものを、単にある方角から眺めただけのものであることも多いので、ひょっとしたら、別の方角から眺めると、その同じ「真理」と呼ばれるものであったしても、全く別のものに見えるかもしれないというのは、よくよく心得ておく必要があるということです。

 

②この宇宙の「創造主」と呼ばれる存在は、ただ一つの個性の存在なのではなく、たくさんの異なる個性の融合体のような存在である

 第二には、これも大変難しい話なのですが、実は、多くの人々の思い込みに反して、この宇宙の創造主に当たる存在というのは、仏教の「ブッダ」とか、キリスト教の「イエス」などという具合に、ただ一つの個性のみの存在なのではなくて、基本的には、別に一つに統合されていないわけではないのですが、悟りや知性を全面に押し出した時の個性や、愛や慈悲を全面に押し出した時の個性などというように、実際には、複数のたくさんの個性の融合体のような存在であるということなのです。

 ですから、キリスト教の信者の人が、イエスの延長線上の創造主の個性を期待していると、霊界に行ってみると、実際には、まるでユーモアに富んだ、お笑い芸人のような個性のように感じられたとか、仏教の信者の人が、ブッダの延長線上の創造主の個性を期待していたら、意外と軍事や科学のことにも詳しい人のように感じられたなどという具合に、実は、この宇宙の創造主に当たる存在というのは、ただ一つの個性の存在というよりかは、複数のたくさんの個性の連合体のような存在である、という認識の方が、より正しいようなところがあるので、「創造主と言えば、ただ一つの神だから、ただ一つの個性の存在に違いない」などというような思い込みをしていると、少しずれてしまうようなところがあるということです。

 

③この宇宙の創造主は、確かに最低限の礼儀やマナーや決まりのようなものは重んじているが、それ以外には、わりと平等で愛に満ちたフレンドリーな関係の方を望んでいるようなところがある

 第三には、これは、あまり聞いたことがないかもしれないのですが、多くの人々の思い込みとは違って、この宇宙の創造主に当たる存在というのは、堅苦しい礼儀作法や、仰々しく仰ぎ見られるようなことには、あまり関心がなくて、それよりかは、最低限の礼儀やマナーや決まりさえ守ってくれるのであれば、わりと平等な愛に満ちたフレンドリーな関係の方を望んでいるようなところがあるのです。

 ですから現在、地上の世界で、時折見られるような仰々しい信仰のあり方よりかは、どちらかと言うと、最低限の礼儀やマナーや決まりのようなものさえ、しっかり守ってくれるのであれば、それほど厳しい決まりや上下関係には、こだわらないようなところがあるので、実は、そうしたことをある程度、理解しておかないと、いつの間にか、形式や礼儀や規則ばかりを重んじるような、少しずれた信仰の方に持っていかれてしまうようなところがあるので、注意が必要なのではないかということです。

 こうした三つの点に関しては、これまでの地球においては、どんな人であっても、ある種の誤解、というか、間違った理解をしがちであったので、多少、修正が必要なのではないか、と思われます。

 

 これらは、たいへん大まかな内容になるのですが、この宇宙の創造主の波動がある程度、わかるようになるために必要な内容としては、だいたい以上のような五つのことがあげられるのではないか、と思われます。

 

Cecye(セスィエ)

2012年7月13日 9:03 PM, Q&A  / イスラム教 / ギリシャ神話 / キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / 中国思想 / 仏教 / 宗教、道徳 / 神道



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