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高次元世界の光の天国と非常によく似た偽物の疑似天国―「偽光界」、「中空」

 今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。

 

高次元世界の光の天国と非常によく似た偽物の疑似天国―「偽光界」、「中空」

 この本当の天国の世界と、いっけん、非常によく似ているけれども、よくよく調べてみると、何だか、少し違っている一種の疑似天国のような世界のことを、私の言葉では、それが、まさしく、偽りの光の天国のような世界である、ということから、「偽光界(ぎこうかい)」、もしくは、それが、波動的には、そこそこ高く感じられるような、非常に宏大な光に満ちた世界であるにも関わらず、何となく、硬く物質的な感じがして、中身が、空っぽである、というような理由から、「中空(ちゅうくう)」という名で呼んでいます。

 この「偽光界」、もしくは、「中空」と呼ばれる世界は、高次元宇宙の五次元世界のほとんどすぐ下の四次元世界の上方の辺り(波動的に見て)を中心にして広がっている一種の光の世界なのですが、そこにいる人々というのは、たいてい、ものすごく信仰深いし、その上、そうした世界には、いっけん、本物に見えるような神や仏や天使のような光の存在達もいるし、また、いっけん、本物の天国と見間違うばかりの、結構、きれいな所であるので、地上の世界から来たばかりの霊的世界の実情に、あまり詳しくないような多くの魂達は、そうした「偽光界」や「中空」と呼ばれる光の世界を、まるで本物の天国の世界のように完全に誤解したまま、しかも、ほんの少しも全く疑うことなく、わりと快適な気分で、結構、長期間に渡って、そのまま生活してしまうようなことすら、実際、非常に多かった、ということなのです。

 実際、地上の世界の霊能者が、こうした霊的世界を、完全に天国の世界の描写として説明していることも非常に多くあるので、それくらい、こうした「偽光界」、もしくは、「中空」という世界は、五次元以上の世界の本当の天国の世界と非常によく似た霊的世界であった、ということなのです。

 それでは、こうした「偽光界」、もしくは、「中空」という世界と、五次元以上の本当の天国との違いは、一体、何であるのかというと、まず第一には、これは、たいてい、地上の世界の宗教や国家における何らかの信仰や思想を、その元々の根拠にしていることが、非常に多いのですが、要は、いつの間にか、本当の光の創造主である神ではないような、そうした本当の光の創造主と非常によく似ているけれども、本当は、偽物の神や仏(つまり、もっとはっきりいうと、暗闇の勢力の中の「神」や「仏」と称する連中)を、まるで絶対に疑ってはいけない、尊い本当の神や仏のように信じ込まされている人々が、数多く集まって生活しているような霊的世界である、ということです。

 第二には、これは、本当の霊的な修行や体験というものを経ないと、地上の世界では、なかなか、よく分からないような内容であるのですが、そうした世界というのは、いっけん、非常に光に満ちた美しい世界であるにも関わらず、何だか、少し冷たい怪しい感じがする、とか、何だか、少し不気味な怖い感じがする、などというような感覚がすることが、非常に多いのです。

 それというのは、よく調べてみると、そうした世界の本当の実情というのが、地上の世界における邪宗教や独裁国家の実情とほとんど同じように、一般の人々に対する表向きの世界のあり様と、少数の人々のみが知り得るような裏の世界のあり様が、本当は、結構、露骨に、はっきりと分かれている上に、そうした世界の成り立ちが、一部の特権階級の命令によって、大多数の人々が、完全に管理されるような支配体制になっている、とか、あるいは、そうした社会への反逆者に対しては、容赦ない弾圧や拷問を加えるような一種の恐怖支配の体制になっている、などというように、実は、本当の光の天国の世界とは全く異なる、かなり異常な霊的世界であった、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年7月2日 9:06 PM, アセンション・シリーズ 4



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