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そろそろ学校の勉強がバカらしくなってきた人のために―――短期間でテストの点数や成績をアップするための秘訣について Part 5

5、嫌なことを無理やり暗記させられるような学習状況はできるだけ避けて、できれば前もって、自分のペースで楽しくより効率的に大量の暗記をこなせる記憶術を修得しておくことが望ましい

 第五には、これはあまりメジャーな勉強方法とは言えないような方法になるのですが、現代の日本の学校の勉強では、とにかく暗記する内容が多いのですが、ところが、その暗記するための方法というのがかなり苦労を強(し)いられるわりに効果が少ないというような、はっきり言うと学校を卒業した後、「もう二度と勉強なんてしたくない」と思わされるような最悪の方法でたくさんの暗記を強いられるようなところがあるということなのです。

 私自身の率直な感想を言えば、たとえ暗記がたくさん出来ても、社会に出るとそれほど活躍できないような人も結構多いようなので、そうした暗記ものの勉強に凝るよりかは、それ以外の他の人と良好な人間関係を築くとか、次々と起こる新しい問題に対して、臨機応変に最も効果の高い解決策を見いだすような訓練をしていた方がよほど良いのではないかというように考えているのですが、ただ学校に所属している段階では、とにもかくにも暗記ものが得意な人と暗記ものが不得意な人とでは、もう成績に天と地ほども差がつくような状況になりがちなので、それゆえ、ここでは私が最も良いと思えるような簡単な暗記の方法について述べておきたいと思います。

 この暗記方法は、いっけん、ちょっとスパルタ方式みたいに感じる方も多いかもしれないのですが、ただ多くの人々は、社会に出ると、こうした暗記方法とほとんど変わりないような社会人生活を余儀なくされているというような実社会の現実があるので、これは言ってみれば、実社会の仕事を覚える方法をそのまま学生時代の暗記に応用した仕事的学習法の一種のように考えてもらうと分かりやすいのではないかと思われます。

 

①別にちょっとやそっと忘れても構わないから、暗記は一度にできるだけ大量にいっぺんに目を通すように覚えては、それを何度も何度も繰り返し反復して、記憶を確実に定着させてゆく

 学校であると暗記ものとなると、「どうせ、みんな出来ないだろうから」とばかりに、ちまちまこそこそと、ほんの少しずつ、できるだけ完璧になるように暗記する方法を勧められることが非常に多いのですが、私はそれとは全く正反対に、別にいっぺんに覚えられなくてもいいから、とにかく一度に大量にたくさんの暗記を行うと共に、それを一定時間ごとに何度も何度も繰り返し反復してゆくというような暗記のやり方を勧めます。

 つまり英語で言うと、単語や熟語を毎日コツコツ5個とか、6個とか、10個とか少しずつ覚えてゆくのではなくて、単語集や熟語集を買ってきたら、もうザッとでいいから毎日100個も、200個も、300個もいっぺんに暗記してゆくというような方法になります。

 当然のことですが、いっぺんに覚えられるわけはないので、最初はその中のせいぜい1割とか、2割ぐらいしか次の日には覚えていないかもしれないのですが、例えば、単語を10個覚えて、3割しか覚えていない場合には、結局3個しか覚えられなかったことになるけれども、単語をいっぺんに100個覚えて、そのうちの3割しか覚えていなかったとしたら、結局トータルで見ると30個覚えられたことになるなどという具合に、とにかく暗記する単語や熟語の数自体をものすごく多くしてしまうと、結果としてはものすごくたくさんの数の単語や熟語を覚えることが可能になってゆくということなのです。

 その後は、次の日も次の日もある程度、機械的に、いったんもう覚えた単語や熟語はよしとして、まだ覚えていない単語や熟語を中心に、とにかくまるでそうした単語や熟語に体を慣らすように発音を聞いたり、声に出したりして、どんどん繰り返し繰り返し覚えてゆけばよいということになります。

 

 続く・・・(明日以降も、暗記についての話の続きになります)

 

Cecye(セスィエ)

2011年6月21日 6:01 PM, コラム / 教育



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