2、霊的に見て、たとえ、かなり確定的に見える未来の運命のようなものがあったとしても、もし、その人個人や、その集団全体の潜在意識の動向が大きく変化してしまった場合には、多少、もしくは、かなり大きく、そうした未来の運命のようなものですら変化してしまうことがある
第二には、そうした前提であるにも関わらず、霊的に見ていると、この未来は、どうしても避けがたいのではないか、と思われるような未来の状況がある程度、確定しているように見えることがあるのですが、この場合に取るべき選択肢は、大きく二つあります。
まず第一には、そうした、いっけん避けがたい未来の状況を、少しでも何とか良くするために、現時点で出来うる最大限の何らかの準備や行動をしてゆくというような選択肢と、それから第二には、そうした未来を知ったとしても、基本的に全く何もせずに、そうした未来をそのまま受け入れるような、現在とほとんど同じような考え方や行動を取り続けるというような選択肢になるのですが、これに関しては、こうした未来の予言や予測に関する話でも、まだ、あまり聞いたことのない話なのではないか、と私は思うのですが、大体、以下のような二つのことが言えます。
まず第一には、これは、かなり言いづらいのですが、もし、その人個人や、その集団が、たとえ、いかなるそうした未来の運命変更のための努力や行動を行ったとしても、その人自身や、その集団自体が、潜在的に発している潜在意識の方向性、つまり、そうした人々の心の奥底で求めている潜在願望のようなものが、そうした未来を引き続き、心の奥底で根強く求め続けている場合には、残念ながら、そうした未来の状況は、いかなる努力や行動に関わりなく、ほぼ100パーセントの確率で、その人達の身の上に起きることになります。
第二には、ところが、その人個人やその集団が、たとえ、それほど何の努力も行動も行わなかったとしても、もし、その人達の心の奥底の潜在意識の動向、つまり、そうした人々の心の奥底で根強く求め続けている潜在願望のようなものが、何らかの原因で、コロッと変わってしまった場合には、元々は、かなり確定的に見えた未来の状況であったとしても、意外なことに多少、また場合によっては、かなり大きく違った形の未来の状況に変化してしまうことがあるということなのです。
このように実は、未来の予知や予測においては、いっけん表向きは、全然分からないように見えるような潜在意識の動向、つまり、その個人、あるいは、多くの人々が、心の奥底で、いったいどんなことを求めているか、ということが、非常に重要な要素になってくるようなところがあるということなのです。
3、長らく人類は、闇の勢力の陰謀によって、自分や社会の未来の状況を、あまりうまく予知できないような状況に置かれていたが、アセンション以降、多くの人々は、非常に自然な形で自分や世界の未来のことを、ある程度までなら、かなり正確に予知できるようになってゆく
第三には、これは、アセンション以前の現在の段階では、まだ、あまり知られていない内容になるのですが、もう少し先の未来になると、「時間」という概念の減少、それから消滅によって、だんだん、そうした未来の予知や予測自体が不必要になってくる可能性があるということです。
それは、一体どういう意味なのかというと、前から何度も述べているように実は、例の闇の勢力の陰謀によって、これまで多くの人々は、自分の未来のことなんて、なかなかよく分からないし、また、たとえ、ある程度分かったとしても、ほとんど何も変えられない、というような状況に長らく置かれ続けていたわけなのですが、それが、もう少し先の未来になると、多くの人々が、非常に自然な形で、ある程度までのことなら、自分の未来や、自分を取り囲む世界の未来のことまで、結構、正確に分かるようになってゆくということなのです。
ですから、そうした中長期的な意味では、もう少し先の未来になると、こうした未来の予知や予測ということ自体が、だんだん多くの人々にとってはあまりに当たり前のことになってゆき、そして、それほど大きな関心でなくなってゆく未来が、もうすぐそこまで来ているかもしれないということなのです。
Cecye(セスィエ)