1、世間的に見て、あまりにも変わった、多少過激に感じられるような意見の場合には、実際の事実の確認と、その正反対の意見の確認が、とても大事である
まず一つめは、おそらく、そうした人は、「みんな全く気づいていないかもしれないけれども、現在の世界には、ものすごい大問題があって、それで一部の人々が、とんでもなく無能だったり、悪いことをしていたために、これから、ものすごく大変なことが起きるんだ」とか、「とにかく今すぐ、その大変な状況を、何とかしなければならないんだ」とか、「自分が言っている通りにしてくれれば、そのとんでもない大変な出来事を、何とか解決できる」などというような主張をすることが多いと思うのですが、そうした際には、実際の事実かどうかの確認は当然として、できれば逆に、特にその人が問題視しているような人々は、「その問題について、いったい、どのように考えているのか」、また、「日頃、どのような仕事や生活をしているのか」、さらには、「その大騒ぎしている人々について、いったい、どのように考えているのか」などというようなことについては、再度、冷静に確認し直した方が賢明です。
はっきり言って、申し訳ないのですが、十年前、二十年前に大問題とされて、「今すぐ解決しないと大変だ」などと大騒ぎされていた内容があった場合、多くの人々には、その時、その問題が、いかに大変だったかの大騒ぎの場面ばかりが、記憶に残っていることが多いと思うのですが、実際には、十年、二十年経っても、それほど大変な事態になっていないことも、意外と多いものなのです。
もちろん客観的に見て、どう考えてみても、「今すぐ何らかのアクションを起こさないといけない」と判断して、実際にそうした何らかのアクションを積み重ねていった結果、その後、そうした大変な事態にはならずに、良くなっていったケースも非常に多いとは思うのですが、ただ、ここで言いたいことはそうしたことではなくて、人間の性質として、たとえ少人数であっても、非常に感情的に怒ったり、わめいたり、泣いたりして、大騒ぎしているような人々がいると、そうした人々の意識の影響を受けて、後から考えてみれば、それほど正しいとは思えないようなことであっても、なぜか非常に大勢の人々が、そうした人々の意識に感応するようにして、「あの人々が正しいのだ」とか、「あの人達の言う通りにしないといけない」とか、「あの人達が言った通りにしないと、大変なことになる」などというように、かなり差し迫った感じで、そうした人々の主張に激しく同意したり、一緒に行動しようとしてしまうような人間の性質があるということなのです。
※感覚的には、胸の中が多少痛くなって、ひっくり返されるような感じで、非常に差し迫った、焦った気持ちになって、「何か今すぐしないといけない」などというような感覚になることが多いようです(おそらく、かなり怖い異次元世界からの影響だと思われます)。こうした感覚が、実際に正しいこともあるのですが、時折、後から考えてみると、ほとんど合ってなかったように判断されることもあるので、非常に注意が必要なのではないか、ということです。
Cecye(セスィエ)
2021年12月11日 4:23 PM, 予知、予言、未来予測 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 教育 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事