「知ることと人間性の関係について」の続きの文章が、まだできていないので(つまり、まだ現在、書きかけになっています・・・)、本当は、その後に載せる予定の文章だったのですが、今回から、人間の知的な向上と霊的な悟りの関係について、様々な観点から述べてゆきたいと思います(実は、この文章自体も、何年か前に書いていたものになります)。
霊的な悟りの内容について
人間の知的な向上については、何度も様々な観点から述べてきているので、ここでは省略しますが、よく昔から世間や、宗教や哲学などの世界で言われてきた霊的な悟りの内容としては、だいたい次のような十ぐらいの内容があげられるのではないか、と思われます。
1、古今東西、非常に優れた宗教的な知恵や洞察力や閃きに満ちた人物が、「悟った人」とされてきた
まず一つめは、これは非常に知的に向上した人間の立場と、それほど違いがないようなところもあるのですが、要するに、どう考えてみても普通の人々には、すぐにわかったり、解決したりできないのではないか、と思われるようなことを、パッとすぐに言い当てたり、また、パッと優れた知恵に当たるような内容を閃いたり、あるいは、昔からの神仏の言葉や言い伝えなどの中から、その時々や場所や状況に最も最適な言葉を、パッと言ってのけるような人物のことを、よく宗教的な世界では、「あの人は悟った人だ」とか、「ああ、あの人は悟りを開かれた人だ」などと言っていることが多かったのではないか、ということです。
Cecye(セスィエ)
2021年3月10日 9:03 PM, インド思想、ヒンドゥー教 / おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 中国思想 / 人生観、世界観 / 仏教 / 宗教、道徳 / 瞑想 / 知恵、正しさ