ただ、たいていの人は、勉強や仕事や生活でしっかりやらないといけないことは、そうした勉強や仕事や生活で、しっかりやらないといけないこと、それから、そうではない息抜きや遊びや休息の時間は、そうした息抜きや遊びや休息の時間ということで、わりと冷静にきっちり割り切って考えることが多いので、普通は、それほど問題にならないことが多いようです。
しかしながら、先ほど述べているような様々な政治的、社会的な理想や改革を目指す演説やスローガンのような言葉を本当に心から信じて、そうした運動に積極的に参加するようになった場合には、確かにそうした運動には、多くの人々がうんうんと共鳴し、納得できるような素晴らしい理想や、社会的な正当性があることも多いのですが、できれば、自分がそうした運動に参加する際には、最初の段階から、ある程度の期限は定めておいて、そして、そうした期限が来た段階になったら(できれば、一定期間ごとに)、本当に最初に提示されていた成果や効果が十分にもたらされているかどうか、また、自分や身の回りの人々の人生は、以前と比べて、本当に良くなっているかどうか、ということはある程度、冷静に判断し直すようにした方がよいのではないか、というように思われます。
Cecye(セスィエ)