それから四つめは、これは多少難しい話になるのですが、前にも述べたように、たとえ霊界であっても永遠の生命というのは、実際には存在していないので、「何らかの必要に応じて、この世界で、この期間だけは、こうした個性で生きていることにするが、そうした使命が終わった段階で、その個性はやめて、元の個性に戻ることにする」とか、「ある事情で現在、こうした生命体がたくさん存在しているが、霊的な使命が終わったので、その生命体の生存形態はいったん終了して、別の生命形態に切り替える」とか、また、なかには、「かつては、多くの人々の幸せや癒しのために、まるで本当に生きているかのように存在していたが、現在は、もう多くの人々の関心が薄れてきたので、その存在自体がいなくなってしまった」とか、「これまでの時代には、まるで本当の神仏のように見えていたが、実は、闇の勢力が創った一種の仮想現実のキャラクターのような存在であったようなので、時間が経つうちに、いつの間にか、その存在自体がいなくなってしまった」というようなことが、結構あちこちで起きていたのが、実際の霊界の真実であったのです。
※少し前の宗教やスピリチュアリズムだと、よく人間や生き物が死んでも死後の世界があって、そこには永遠の生命がある、というような説明をしていることが多かったのですが、その背景には、少し前の時代は、多くの人々の寿命がたいへん短かった上に、死後の世界の情報がとても怖いものばかりであったために、多くの人々に安心と希望を与え、もっとリラックスした形で死後の世界に移行していってほしい、というような観点から、そうした霊的な情報が多かったところがあります。ただ現在は、アセンションの時期となり、もっと高度な霊界の情報が必要であるというような観点から、この文章では、霊についてのもっと正確な正しい情報を述べることにしています。
Cecye(セスィエ)
2014年9月26日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界