さて、それでは、こうした一種の偽霊存在達がひしめく疑似霊界のような世界に巻き込まれないようにするには、いったい、どのようなことに注意すればよいのか、というと、大まかに言うと、次のような四つのことが言えます。
一つめは、これは単純なことなのですが、現実の世界であまり幸せでなく、空想的な世界に憧れが強過ぎたり、あるいは、現実の人生体験を軽視して、あまりに理論や言葉の世界に深くはまりすぎていると、こうした世界に引き込まれやすいので、そうしたタイプの人は、もう少し現実の世界で、いろいろと楽しめるような性格になる必要があります。
二つめは、これは少しややこしいのですが、自分の身の回りを見ていて、あまりすっきりしていない、つまり、どれもこれも古くて、ぼろくて、ごちゃごちゃしているような宗教観や考え方の物が多い場合には、自分の身の回りだけでも、できるだけ、すっきりときれいに整った宗教観や考え方の物に変えていった方が無難なところがあります。
三つめは、これは前にも述べましたが、自分が死んだ後に困らない程度の、わりとオーソドックスな内容の霊界について、書かれた書物を読んでおいたり、あるいは、日頃から、もし何らかの理由で、いつ自分が死ぬことになったとしても、あまり後悔しなくても済むような生き方を心掛けてゆくことが大切になります。
それから四つめは、これは、とても大切なことになるのですが、日頃から自分の親や先生のような人々をある程度立てたり、大切にしたり、それから、そうした人々の意見をある程度、しっかり聞くことは、とても大切だと思うのですが、ただ、何もかも絶対に従わないといけないとか、絶対に言うことを聞かないといけないというような、あまりに従順すぎる精神性を持ちすぎていると、万が一、そうした世界に巻き込まれた場合、なかなか出て来れなくなる可能性が高いので(そうした疑似霊界は、たいてい、かなり縦割り社会で義務や命令が多い世界になっていることが多いので・・・)、できれば、周りの人々の意見はしっかり聞いて、ある程度仲良く過ごすことも大切にするけれども、常に最終的な判断は、自分の意思でしっかり決めるとか、そう簡単に周りに流されたり、人のせいにしたりせずに、何が正しくて、何が間違っているのか、ということに関しては、自分で考えて、しっかり決めるような精神性を持つことがとても大切になります(参考1、参考2、参考3)。
追伸
先週ぐらいから、少し変わった変化を感じている方も多いかもしれないのですが、人間同士が、お互いに強く責め合うようなマインド・コントロールや、人間同士が、お互いに愛し、愛される関係を壊すようなマインド・コントロールなどを現在、少し取り除けるようになってきたので、最近は以前よりも、何となく気分が軽く、ちょっとした幸せ感を感じやすくなるような人が増えているかもしれません。
さらにもうしばらくしたら、他の人と心から打ち解けづらくなるようなマインド・コントロールや、他の人をパッと全否定してしまうようなマインド・コントロールも、少しずつですが解除してゆけると思うので、もし何となく世の中全体で、もっと幸せ感を素直に感じられるようになってきたら、うまく次元上昇が進んでいるものと考えてよいと思います。
現在も、なかなか時間がとりづらいので、メールの返信は滞りがちで、それから今のところ、まだ当分の間は、ミーティングのようなこともできづらい状況なのですが、来年ぐらいになったら、また、そうした企画も考えてみたいと思っています。
それでは!
Cecye(セスィエ)
2014年9月18日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 現在のアセンションの状況 / 私の霊的な仕事について