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世界の裏側に潜む「イデアの世界」の秘密について Part 1

 霊界の話の続きなのですが、内容が、少し特殊になるので、タイトルを変更します。

 

世界の裏側に潜む「イデアの世界」の秘密について

 これは、これまでの話の中でも、かなり変わった分類の話になるのですが、それは、時折、さまさまな宗教や神秘思想などで、この世の裏側にある不思議な世界、つまり、「夢の国」、とか、「幻想の世界」、とか、「幽玄(ゆうげん)の国」、とか、「イデアの世界」、とか、「実相の世界」、などと言われているような、少し変わった世界についての話になります。

 ここでは、いろいろな呼び方があって、ちょっと混乱しやすいので、わりと単純に、こうした世界の本質を理解しやすい、「イデア」、もしくは、「実相」という言葉で、ある程度、わかりやすく説明してみたいと思います。

 大まかに要点を述べると、だいたい、次のような四つの内容になります。

 

1、物質世界とも、霊界とも異なる「イデアの世界」について

 まず第一には、この「イデア」という概念の世界は、私のこれまでの文章の説明であると、「次元」という概念とも少し異なっているし、また、「バーチャル・リアリティー(仮想現実)」の概念とも少し異なっているので、少し理解が難しいのではないか、と思われるのですが、歴史的には、ギリシア哲学のプラトンが述べている、この世界の裏側にある「イデアの世界」と呼んでいるものが、それに近いように思われます。

※ここでは、「イデアの世界」と言っても、良い意味と、悪い意味の両方のイデアの世界の説明をしているので、厳密には、プラトンの説明している「イデア」とは、かなり違った別の概念になります。

 大まかに要点を言うと、物質世界の人間や生き物の知覚では、ほとんど全く認識できないにも関わらず、この物質世界の背後に、まるで、その反対世界のような形で存在している、ある種のユートピア世界(残念ながら、とてもではないが、単純なユートピア世界とは言えないのですが・・・)があるのではないか、というのが、そうした「イデアの世界」の概念ということになります。

 ところが、このイデアの世界というのは、たいてい、そこそこ霊能力があるような人であっても、かなり強く指摘されない限りは、全然、認識できないことが多いし、ましてや、そうした霊能力がない人には、ほぼ全く認識できないくらい、かなり、わかりづらい世界であるにも関わらず、なぜか、多くの人々は、そうしたイデアの世界が、まるで本当にあるかのように、あっちでも、こっちでも、わりと似たような想像や妄想のようなものを思い描くことが、非常に多い、というような、非常に不思議な世界であるようなのです。

 それでは、そうしたイデアの世界というのは、いったい、どんなものなのか、というと、細かく言うと、かなり、いろいろなバリエーションがある世界であるように思われるのですが、ただ、分かりやすいように、大まかな要点だけを述べると、だいたい、以下のような五つのことが言えます。

 一つめのイメージは、これは、時折、多くの人々が、睡眠中の夢や白昼夢の形で体験することが多いような内容に当たるのですが、要するに、その時には、自分は、確かに、その世界にいて、現実に、さまざまな体験しているように思われるのですが、ところが、後から詳しく思い出そうとしても、何を体験したのか、ということが、なかなか、よく思い出せないような、ある種の幻想のような世界になります。

 二つめは、これは、少し変わった話になるのですが、たいてい、この世では、絶対に叶わない、夢のような体験であるとか、この世では、宗教や道徳などで、絶対的に禁止されているような、その人の秘めた願望や欲望のようなものが、なぜか、その世界では、何の制限もなく、何の抵抗感もなく、まるで当たり前のように実現されていたり、あるいは、そうした内容を、いつの間にか、自分自身を含む大勢の人々が、まるで当たり前のように行動に移していたりするような、非常に不思議な世界であることが多い、ということです。

 三つめは、これも非常に不思議な話になるのですが、なぜか、そうした世界では、この物質世界では、男の人が、まるで根っからの女性のように、姿形や性格を変えて、過ごしていたり、あるいは、この物質世界では、まだ子供の女の子が、まるで根っからの大人の男性のように、姿形や性格を変えて、過ごしている、などというように、現在の自分や周りの人々とは、まるでかけ離れた性別や年齢や姿形や性格の体験を、まるで当たり前のようにしている、というような特徴があります。

 四つめは、これは、さらに不思議な話になるのですが、実は、その世界には、特に、これというような絶対的な決まりや法則事のようなものが、いっけん、まるでないらしく、さっきは、こうやっていたかと思うと、その次の瞬間には、全く別のスィチュエーションで、全く別の行動をしている、というような状況になることが、非常に多いようなのです(おそらく、これが、後で冷静に振り返ってみた時には、なかなか、そうした夢や白昼夢のようなものを思い出せない、あるいは、受け入れられない理由の一つになっていると思われます)。

 

 続く・・・

 

 

 追伸

 こうした文章を書く際に、わりと簡単に、サッと文章を書けるケースと、そうではなく、いろいろな霊的な妨害があって、なかなか、そう簡単には、うまく書きづらいケースの二つのケースがあるのですが、この辺りの文章からは、ちょっと書きづらいケースになっています。

 多分、そういう場合は、読む人も、ちょっと意思を強く持って、読まないと読みづらい、とか、なぜか、読んでも、意味が分かりづらい、というような状況になりやすいのではないか、と思われます。

 こういうケースの場合は、後から、私自分で読み直してみて、「これは、ちょっと、わかりづらいかな」、という部分は、できるだけ、わかりやすい文章に、多少、書き直しています。

 

Cecye(セスィエ)

2013年5月28日 9:03 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密



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